活動内容

『京のお地蔵さんめぐり』調査チームの設置(第7回都草不思議研究会/10.3.14開催 )

◆「京のお地蔵さんめぐり」調査チームの設置の趣旨

都草不思議研究会では、これまで会員の研究発表を通じて「不思議とは何か」について議論を重ねてきました。その結果、不思議とは、①詣でる人と神仏を繋ぐロマンであること、②伝説や伝承などを伴う事物がそこにあること、③珍しい事象であること、④驚きをもたらす事象であること、などのことが分かってきました。こうした意識を共有しながら今後、会員の山本喜康氏の「通称名のあるお地蔵さん」(注)に関する研究を基礎にしつつ、これらのお地蔵さんの通称名の由来、姿形の特徴、伝説・伝承、ご利益などに関して総合的な調査を開始することとしました。このため、3月14日に開催する第7回研究会において、新たに「京のお地蔵さんめぐり」調査チームを設置することとし、。調査成果は地域別にまとめ、都草ホームページや逐次冊子を刊行することなどにより、情報発信を積極的に展開して行くこととしています。
    (注)「通称名のあるお地蔵さん」とは、例えば石像寺の「釘抜地蔵」、仲源寺の「目疾地蔵」など、通称名のある地蔵をいう。山本氏の調べでは、市内に267体の通称地蔵があるという。

◆調査を円滑に進めるための情報提供や研究会参加のお願い

京都市内にある通称名のあるお地蔵さんの数は多く、これらのお地蔵さんにまつわる情報も膨大なものと想定される一方、調査を通じて、これらお地蔵さんへの市民的理解を進める必要があると考えています。このため、都草会員外の市民の皆さんに対し、都草ホームページやマスメディアを活用して、広く情報の提供を呼び掛けます。お近くのお地蔵さんには、こんな名前があるとか、こんな伝承があるといった情報をお持ちの方は、ぜひ都草事務所に情報をご提供ください。

また、都草研究会では3月14日午前10時から12時にかけて、ひとまち交流館(河原町五条下ル東側)において第7回都草不思議研究会を開催します。内容は次の通りとなっています。お地蔵さんにご関心のある市民の皆さんのご参加を歓迎します。都草事務所にお問い合わせください。

1.京の名称地蔵 講師 都草会員 山本喜康

2.青蓮院の不思議(2) 講師 都草理事長 坂本孝志

3.「京のお地蔵さんめぐり」調査チームの設置について

◆京都新聞に大きく掲載

3月10日付け京都新聞朝刊23面「関西広域ニュース」に「京都不思議探訪」と題して「京のお地蔵さんめぐり」調査開始の記事写真付きで大きく報道されました。ご一読ください。

■連絡先:都草事務所(京都府庁旧本館2階 TEL・FAX:075-451-8146 

Eメール:info@miyakogusa.com)

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目無地蔵(左京区岩倉上倉町)

(HP運営委員会 吉見)

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