活動内容

第136回 研究発表会

第136回研究発表会
日時   5月9日(木)  13:10~16:00
場 所   ひと・まち交流館 京都 3階第5会議室
発 表   1.13:10~14:30    菊井俊彦会員
     「平氏の渋谷街道、源氏の渋谷街道」
     現在、渋谷街道と呼ばれている道筋にも川沿いの旧道がありますが、それ以前に
     峠の道があったのではないかと考えています。道は安定的で安心な道筋が選ば
     れますので、峠の道から川筋の道へと変遷していくのが基本です。
     平氏の渋谷街道を峠の道、源氏の渋谷街道を川筋の道として勉強してみました。
     しかし、私には鳥辺野の景観は読み切れていません。
     2.14:40~16:00    福井大作会員
     「人間だけの文化・葬送儀礼と墓制の歴史」
     みなさんは「死」について、どう考えておられるでしょうか。普段はあまり実感は
     ありません。またそうでないと日々の暮らしを続けることはできません。
     しかし人はすべて死にます。
     死の認識から、それに対処する行動が発達してきました。それが葬送と墓制
     です。動物にはこのような文化はありません。従来、死について触れるのは
     一種のタブーとされてきました。今回は敢えてそれに挑戦したいと思います。
     〇「死」とは何か 〇古代からの「死生観」〇日本人のDNA:穢れ・言霊・和
     ・怨霊・祖先崇拝 〇日本人は祖先をどう祀ってきたか:古代―現代 
     〇世界の葬送・宗教による考え方 
     以上を2回に分けてお話してみたいと思います。
参 加 費   無料
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