第107回 研究発表会 延期決定
第107回 研究発表会(延期した3月23日研究発表会の振り替えです)
みなさまご承知のように、新型コロナウィルス感染の猛威がいまだ収まらないどころか
収束の兆しさえ見えず、あちこちで緊急事態宣言が出されている今日このごろです。
密閉・密集・密接の三密を避けるということで、5月の行事も延期と決定いたしました。
延期する行事につきましては、日程が決まり次第改めて行事案内等でお知らせいたします。
日 時 5月29日(金) 13:10~16:00
場 所 ひと・まち交流館 京都 2階第1&2会議室(会場が変わりました)
発 表 1.13:10~14:30 高橋 正一会員
「神沢杜口」と、その主著「翁草」
江戸時代中期、長い生涯のほとんどを洛中の市井に暮らした神沢杜口(かんざわとこう)
は、大著『翁草』を書き残しました。翁草には、京都の事件や風俗を含む諸事百搬に
渡る、杜口の直接・間接の見聞が記録されています。
しかし、その記載内容の考証や検証はあまりされていないので、それらを進めています。
今回はそのうち(NHK大河ドラマに因み)明智光秀に関する記述ほか、興味深い記述
を紹介したいと思っています。
2.14:40~16:00 高橋 明俊監事
「鴨川の橋をめぐる」
現在京都市民の憩いの場となっている鴨川は、長い歴史の中で様々な顔を見せています。
禊の場としての神聖な川、疫病による犠牲者の葬送地、権力者による処刑の場、納涼や
芝居見物などの歓楽地・・・
その鴨川の橋のたもとや川辺には、先人たちが刻んだ多くの足跡が残されています。
市内中心部の橋を巡りながら、それらの足跡を訪ねて往時に思いを馳せてみたいと思い
ます。
参 加 費 無料(非会員500円)