活動内容

第224回美化活動~田中神社~(R05.10.05)

第224回美化活動~田中神社~(R05.10.05)

 

日時:令和5年10月5日(木)午前10時~

場所:京都市左京区田中西樋ノ口町1

参加人数:43名

 

田中姓発祥の地ともいわれる田中神社で美化活動をさせていただきました。

田中神社一の鳥居

天気は曇りで、暑さもやわらぎ、秋の気配を感じる気候のもとで、美化活動を行うことができました。境内に参加会員43名が集合し、宮司山田敦子様のあいさつ、担当者による清掃の場所と内容の説明の後、約1時間の活動を行いました。

作業前に説明を聞く参加者

落葉を集める作業が中心で、一の鳥居から拝殿まで、社務所近くにある広場、本殿裏の富徳蘇峯勉学處の碑あたりの担当に分かれて、活動を開始しました。また、拝殿では雑巾がけと蜘蛛の巣取りを行いました。

清掃風景①_一の鳥居付近
清掃風景②_広場
清掃風景③_徳富蘇峰碑付近
清掃風景④_拝殿

活動の終盤になって、予定されていなかった末社の玉柳稲荷裏や伊勢神宮逢拝所の落葉集めも追加され、たくさんの落葉を集める成果が得られました。

清掃活動の成果

活動終了後、山田宮司より田中神社の歴史など話をうかがいました。

田中神社の正確な創建年代はあきらかではないそうです。日本三大実録(863年)にある田中社を田中神社とする説もありますが、社伝によると弘安年間(1278年-1288年)の建てられたとされています。主祭神は大国主大神です。応仁・文明の乱では、神社を中心に田中構が築かれましたが、西軍の攻撃で炎上し、また、天文法華の乱でも法華衆の攻撃で被災し、重要な文書類はほとんどが消失しています。神紋は三つ葉葵であり、尾張徳川家あるいは賀茂社との深い関係性が示唆されています。

山田宮司とこれから話を聞く参加者

田中神社は孔雀がいることで有名ですが、この孔雀はサーカスで飼われていたものが、神社に奉納されたそうです。以前は2羽いたそうですが、白い孔雀が死んでしまい、現在いる1羽は22歳でヒトでは100歳程度に相当するそうです。

孔雀

(次回美化活動のお知らせ)令和5年10月24日(火)午前10時から立本寺で美化活動を行います。なお、雨天の場合(降水確率70%以上)は翌日10月25日(水)に延期となります。多くの方の参加をお待ちしております。

 

                 報告者、写真撮影 山下 悟
                   (広報部 松井浩治)

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