活動内容

第221回美化活動~御香宮神社と周辺~(R05.05.24)

第221回美化活動~御香宮神社と周辺~(R05.05.24)



日時:令和5年5月24日(水)午前10時~
場所:京都市伏見区御香宮門前町
参加人数:35名

御香宮神社の美化活動の報告をします。

快晴の美化活動日になりました。湿度も高くなく、動くのに最適の日になりました。

今回で3回目になります。2012年(第57回)、2017年(第135回)以来の久しぶりの活動となります。

美化活動前に宮司様のご講話を予定しておりましたところ、直前に宮司様に御祈祷の依頼が入りました。
神事済み次第休憩も取らず、当方の予定通り講話していただき、宮司様には深く御礼申し上げます。

美化活動場所は分散した3か所で、主に落ち葉集めの丸々1時間の作業でした。

御香宮神社表門

御香宮神社の表門。大手筋通りに面する三間一戸、切妻造り、本瓦葺きの薬医門。
長大な冠木、柱間の4個の蟇股など桃山建築の特色もつ重要文化財。
1622年、徳川頼房が伏見城大手門を寄進。頼房は家康十一男として伏見で誕生、御香宮神社が産土神になっている。

三頭身の狛犬

異形の狛犬。伏見義民之碑の囲い内にある。遠くは大きな頭部が滑稽に見えるが、近くは正に狛犬である。

03割り拝殿

修理され、軒下が再彩色され美しい七間三間、入母屋造り、本瓦葺きの割拝殿。
1625年、徳川頼宜が寄進。頼宜は家康十男として伏見で誕生、御香宮神社が産土神になっている。

御香水

社号にもなった御香水。日本名水百選。
昔の井戸は埋没し、今はポンプでくみ上げている。伏見の水、今も人気の水、多くの人が酌みに来る。

担当者の説明

美化活動前の説明。本日のスケジュール、活動場所、収集袋置き場、マスクの着用などを説明。

06三木宮司のお話

宮司様から講話を頂く。
862年、御諸(みもろ)神社の清泉の水に、清和天皇から「香」の字を賜り、御香宮と称するようになった。

江戸時代初期、大亀谷から現在地に遷座して、本殿は家康が再建、表門は水戸藩祖頼房が寄進、拝殿は紀州藩祖頼宜が寄進。

鳥羽伏見の戦いでは、御香宮神社に薩摩藩の陣が置かれ、伏見奉行所の幕府軍と戦闘した。
などなど、神社の由緒をお聞きした。

活動風景_24号線

24号線の神社築地塀に沿う歩道、溝を清掃。南北約250m間の落ち葉を集める。
多くの人が関り、仕上げはブロワーで精力的に集める。

活動風景_大手筋通

神社前の大手筋通り歩道の落ち葉掃き掃除をする。

活動風景桃山天満宮

境内の落ち葉を集める。

落葉の回収状況

収集袋を集めた。

(次回美化活動のお知らせ)令和5年6月7日(水)午前10時から崇道神社で美化活動を行います。なお、雨天の場合(降水確率70%以上)は翌日6月8日(木)に延期となります。多くの方の参加をお待ちしております。

                報告者 :羽田徹夫
                写真撮影:今村京一
                (広報部 松井浩治)

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