第9回 古文書講座(2019.9.6~2020.2.7)
2020.02.13
第9回 古文書講座(2019.9.6~2020.2.7)
日時:9月6日、10月4日、11月1日、12月6日、1月10日、2月7日の全6回
10:30~12:00
場所:9月~11月:三井ガーデンホテル京都四条 2階 音羽
12月~2月:京都社会福祉会館 1階A会議室
テキスト:『若山要助日記』 元治元年6月~7月
講師:伊東宗裕先生
令和元年度の古文書講座が終了いたしました。
昨年の9月から今年の2月までの月1回の全6回。
講師の伊東宗裕先生には9年間お世話になっています。
会場の都合で、前半3回は三井ガーデンホテル京都四条、後半3回は京都社会福祉会館で。いずれも午前10時30分からの開催でした。
今回は、前回のテキスト東九条村の『長谷川家文書』に対して、少し京都よりに位置する塩小路村の庄屋さんの日記、『若山要助日記』の取り上げていただきました。
前回と引き続き、日々の暮らしをつづった日記の中でも元治元年七月の蛤御門の変前夜、ざわめく町の様子を読んでみる素敵な機会でした。
『若山要助日記』は以前講師の伊東先生が翻刻され、のちに重要文化財に指定されたものです。
この時代を知る貴重な資料とは思いつつも、なかなか手に取って読むことが出来なかった『若山要助日記』を半ば強制的に、みんなで楽しく(笑)学ぶことが出来ました。
古文書講座は少し難しいというイメージもありますが、自由に質問の出来る楽しい学習の場ではないかと感じます。
伊東先生の生の京都学もこれまたとても楽しいですので、初めての方も恐れずにいらしてください。
(副理事長 松枝しげ美)
(広報:須田信夫)
(写真:須田信夫)