第111回 研究発表会
第111回 研究発表会
日 時 12月24日(木) 13:10~16:00
場 所 ひと・まち交流館 京都 3階第5会議室
発 表 1.13:10~14:30 岡田英三郎 会員
「山城国の式内社」
平安宮内・平安京内を除いて、山城国には九十の延喜式内社があります。
本年5月に踏査が完了しました。その記録を整理する中で、重要な問題があることを
知りました。現在比定されている式内社は、幕末に並河誠所(ナビカセイショ)の『五畿内
志』によって恣意的に決定され、さらに椿井正隆によるいわゆる偽文書「椿井文書」
によって補強されたということです。なぜそのようなことが起こったのでしょうか。
二十二社制、吉田唯一神道などについても言及したい。
2.14:40~16:00 堂園光子 会員
「日本書紀その3 舒明天皇から孝徳天皇まで」
前回は敏達天皇から推古天皇までをお話しさせていただきました。
今回は舒明天皇から孝徳天皇までをお話しさせていただきます。
「日本書紀」23巻は一巻丸ごと舒明天皇の記事ですがその大半は皇位継承を巡る
群臣の対立を描く内容で占められています。聖徳太子の子供、山背大兄皇子と
田村皇子(舒明天皇)との天皇位を巡っての群臣の対立です。その内容と「大化
改新」までの歴史と「大化改新」後の孝徳天皇と中大兄皇子との対立等をお話し
させていただきます。
参 加 費 無料
お 断 り 必ずマスク着用の上、入場時の体温検査にご協力お願いします。
体調が優れない方は参加ご遠慮ください。
後日、研究発表会の模様を、メール会員限定でyoutube公開いたします。