京都御苑Ⅲ いよいよ 京都御苑歴史散策ツアー<毎週日曜日開催> がスタート!! 主催 NPO法人都草 (13.9.8)
★田村光弘専務理事(御苑ガイド担当)
★京都御苑歴史散策ツアー専用の「パープルフラッグ」です!毎日曜日 御苑に翻ります~
★受付風景
★京都御苑歴史散策ツアーの中心メンバーの和やかな表情が印象的です
★(財)国民公園協会理事 加藤博之京都御苑支部長(右)と坂本孝志 都草理事長
★環境省の方や国民公園協会の方も集合時間に合わせていらしてくださいました
★ツアー開始前に注意事項について
★京都御苑歴史散策ツアー総責任者 坂本孝志理事長のお話
★10時 ツアー開始!
京都御苑Ⅲ いよいよ 京都御苑歴史散策ツアー<毎週日曜日開催> がスタート!! 主催 NPO法人都草 (13.9.8)
<京都御苑を巡るガイドを受け持って>
上京区の住人として生まれ育ち、子供の頃から遊び場として馴れ親しんできた場所であり、日常も目的地まで最短距離を自転車で行くのに必ず通る場所で、四季それぞれの移ろいを全身で心地よく感じながら、永い歴史と伝統文化に支えられ、その上に都会のオアシスのように豊かな自然に育まれていることは京都の悠久の宝物です。
日本に京都があって良かったというキャッチコピーがありますが、京都に御苑があって良かった。私にすれば上京に御苑があって良かったの心境で過ごしています。あまり表現されない言い方ですが、御苑の面積は、実に上京区の面積の七分の一を占める広さを誇っています。東西約700m、南北約1,300m、面積約92haあり、甲子園球場の24個分の広さがあり、「京都御所・大宮御所・仙洞御所」を除いた公園部分は65haあります。御苑内には、樹木が約5万本、うち巨樹が100本、野鳥昆虫キノコ等の自然環境に恵まれています。
ここで「御苑・御所」という言い方がありますが、お気づきのように、筋壁の築地塀で囲われた部分を「御所」といい、今出川通・梨木町通・丸太町通・烏丸通で囲われた中を「京都御苑」といいます。一般的に、全体を指して「御所」という人が多いようです。九門の入口には大きく「京都御苑」とした看板が建っています。出来るだけ使い分けてほしいものです。
「京都御苑」歴史散策ツアーも実質的には、9月1日の上京区住民を対象にした行事から始まり、15ヶ所のポイントをガイド者とサポーターで受け持ったのですが、私はサポーター役で説明は羽田氏に務めていただきました。行き届いた説明で全く資料には目を触れず暗記されていたのは、私にはできないことでした。学習院の所での担当でしたが、一応に皆さん廻って来られ、御苑の中にこれほど説明ポイントがあるとは全く気付かなかったという方々が多かったでした。これという質問もありませんでした。
9月8日(日)は多賀氏とペアで、前半は多賀氏、後半は私ということでスタートしましたが、あちこち水溜りができていて少々歩きにくかったでした。昼近くには雨模様になってしまいました。天候が不安定だったせいか、参加者が予想していたより少ないように感じました。我々の班は5人位のグループだったので、丁度把握がしやすかったです。皆さん熱心に聞き入って頂けて何よりでした。多賀氏は野鳥の会会員で、日頃フィールドワークの場であるので、説明も十分でした。それに引き替え私は、寄る年波か、資料に目を落とすことが多く、説明も不十分であったと痛感しました。年齢のこともあり、皆さんがご存知ない珍しいことをお伝えしておこうと、御苑の砂利はどこから来ているのでしょうとか、御所透かしのこと、高倉口に切り通しがあったこと、建礼門前の広場が戦後セスナ機の離発着場になりかかったこと、最初の御溝水のこと、幻の渡り廊下が存在したこと等、資料にないことをお話できたのが皆さんにも新鮮であったかと思っています。以後もっと流暢にお話しできるように努力いたします。反省点です。
山本喜康 都草会員
★2班
★1班
★九條邸跡に向かいます
★厳島神社
★高倉橋
★堺町御門
★鷹司邸跡
★次のポイントへ移動します
★手前は榎の大木 向こう西園寺邸跡
★梅林を行く
★蛤御門
★椋の葉と実 葉はサンドペーパーになります!
★建礼門
★左奥 建礼門
★自転車道
★京都御所の南側の築地塀
★道喜門
★向こうは大宮御所
★桜松
★松葉の先に触れツンと痛ければ 黒松
★学習院跡
★橋本家跡
★猿ヶ辻
★中山邸跡に向かう
★中山邸
★桜紅葉…
★京都御所北側の築地塀 朔平門
★近衛邸跡 2班
★可憐な萩の一種
★近衛邸跡 1班
★五位鷺
★雨もほぼ止んで 京都御苑歴史散策ツアー終了 みなさまお疲れさまでした!
【京都御苑歴史散策マップが完成!!】
(事務局 小松香織)