子ども文化教室 和歌・百人一首を楽しむ(2023.7.22 8.1 8.8 8.27)
子ども文化教室 和歌・百人一首を楽しむ(2023.7.22 8.1 8.8 8.27)
4日間の連続講座「子ども文化教室 和歌・百人一首を楽しむ」が、NPO法人京都観光文化を考える会・都草と明日の京都文化遺産プラットフォームの主催で開催されました。
小学校4年生~6年生が対象で、和歌についての座学と体験を通じて、日本の伝統文化に親しんでいただくことが目的です。10名ほどの小学生とその保護者の方に猛暑の日がつづく中をご参加いただきました。
なお本事業は、「令和5年度文化庁伝統文化親子教室事業」に選定されたものです。
1日目 「和歌ってなあに」
7月22日(土)14時~15時 場所:立命館朱雀キャンパス 多目的室
講師:藤井久美子 先生(都草会員)

主催者を代表して挨拶をする豊田博一理事

講師を務めた藤井久美子会員

はじめに和歌・百人一首の基本的な知識を学びました

昔は紙の代わりに使われたという梶の葉に、願い事を書きました。梶の葉は白峯神宮様からいただいたものです

最後はお母さんたちと一緒に、願いごとを書いた梶の葉を竹に結びつけました
2日目 「和歌を書いてみよう」
8月1日(火)14時~15時 場所:立命館朱雀キャンパス 多目的室
講師:野村 渚 先生(冷泉家後嗣)

和歌の書き方を指導する野村渚先生

墨をすり、毛筆で和歌を短冊に書く練習をしました
3日目 「和歌を書いてみよう (体験)」
8月8日(火)14時~15時 場所:冷泉家
講師:冷泉 貴美子 先生(冷泉家夫人)
野村 渚 先生(冷泉家後嗣)

室内の作法である、「膝行」の練習から始まりました。扇子を置く位置も決まっています

本物の短冊に、自分の好きな百人一首を書いていただきました。まわりの大人たちは、子供が畳に墨をこぼさないかハラハラして見ていました

野村渚先生を囲んで記念撮影。和歌を書いた短冊は今日の記念として皆様に持って帰っていただきました

終了後に冷泉貴実子さん(左から2人目)を囲んでいろいろ楽しいお話を伺いました
4日目 「百人一首カルタ取りを体験しよう」
8月26日(土)①14時~15時 ②15時~16時 場所:西陣の町家・古武
講師:京都府立大学競技かるた部

今回場所をお借りした「西陣の町家 古武」の古武博史さんに町家のお話をしていただきました

今回ご協力いただいた京都府立大学競技かるた部の皆さんに競技かるたを実際に行っていただきました。すごい迫力にみんな驚いていました

五色百人一首を使用して競技がはじまりました。学生さんたちがそばで指導してくれています

途中で行った「坊主めくり」も大変盛り上がりました

参加者と京都府立大学の皆さんで記念撮影

主催者を代表して坂本孝志特別顧問(明日の京都企画調整委員)が講座終了の挨拶をしました
ご協力いただいた、冷泉貴実子様、野村渚様、京都府立大学競技かるた部、白峯神宮様はじめ、スタッフ(明日の京都企画調整委員会事務局・株式会社響映佐賀裕子様)に厚く感謝申し上げます。(特別顧問 坂本孝志)
広報:須田信夫
撮影:須田信夫 坂本孝志