旧議場土曜講座 2月は「映画の都・京都 夢と情熱の125年史」(2023.2.18)
旧議場土曜講座 2月は「映画の都・京都 夢と情熱の125年史」(2023.2.18)
旧議場土曜講座 2月は久宗圭一理事による「映画の都・京都 夢と情熱の125年史」でした。
都草は、京都の観光・文化の振興と啓蒙に関する事業を行い、京都の活性化と豊かな地域社会の実現に寄与することを活動目的として謳っています。
私見ですが、京都にそのリソースが必要十分に有り、しかも強固な差別優位性を持ち、大きな経済的付加価値を有する文化ビジネスのコンテンツは3つ挙げられると思います。
「映画」「アニメ」「ゲームソフト」です。

講演する久宗圭一理事
残念ながら、これまでの都草の活動履歴で、これらの3領域へのアプローチやその発展支援活動は殆ど見当たりません。
京都は、奈良や飛鳥と異なり、150万人もの市民が日々経済活動を営み生活している独立した大都市であり、決して過去の遺産にのみ依拠している古びた観光地ではなく、またそうなってはいけません。
従い、過去の歴史文化遺産を学び知るだけでなく、“今”活動する京都、”未来“に向かって躍動する京都に向けた能動的活動を、都草は積極的に企画推進すべきだと思っています。

講演する久宗圭一理事
今回、土曜講座で映画と京都の関わりを論じましたのは、京都の文化ビジネス発展の大きな柱である「映画」への理解と共感を深めていただきたいという意図から行いました。
京都は”映画の都“であり、これからも”映画の都“であり続けて欲しいと、切に願っています。

旧議場
これまで、それほど映画に興味を持っていなかった方は、是非これからは関心を持っていただき、できれば京都を舞台にした映画、京都で製作された映画を、映画館で観賞していただきたく思っています。(理事 久宗圭一)

講演する久宗圭一理事
旧議場土曜講座
(広報 須田信夫)
(写真 須田信夫)