「めざせ、京都検定1級!! 第10回 京都通 模擬試験」を終えて(2016.10.29)
「めざせ、京都検定1級!! 第10回 京都通 模擬試験」を終えて(2016.10.29)
去る10月29日に、ひと・まち交流館 京都において、首記の模擬試験を実施しました。 この模擬試験は、
都草発足時から行っているもので、今年で10回目を迎えました。 発足当時の受験者は数十名でしたが、次第
に都草の知名度があがり、また京都新聞文化センター主催の京都検定1級講習会の講師を5年前から務めるよう
になったこともあり、年々模擬試験の受験者は増え続け、今年は170名以上の方(自宅受験を含めて)に受験
いただきました。
この模擬試験の問題は、3月から京都検定対策委員会メンバー16名が中心となって、これまでの本試験の出題
傾向を分析しながら、メンバーの受験経験と豊富な知識を生かして、作成したものです。 問題を作成するにあた
っては、出題されそうな事柄を考えながら、正答率が極めて低くなると思われる問題を避け、テキストに記載され
ていて盲点となりがちな事柄やテキストに掲載されていない重要な事柄に絞って出題することを念頭に置きました。
その結果、会場受験者の平均点(78.0点:昨年の78.8点とほぼ同じ)を委員会が目指していた範囲に収め
ることができましたし、正答率が10%以下の問題も1問に抑えられました。
本試験が、年度によって難しくなりすぎたり(合格率が異常に低くなったり)、易しくなりすぎたり(合格率が異
常に高くなったり)することを考えますと、模擬試験問題が受験者の現状(レベル)を如何に的確に把握して作成
されたものかが判って頂けると思います。
また、採点結果をお知らせする際には、間違い箇所を具体的に指摘(添削)したり、きめ細かいコメントを付け加
えたりするなど、受験者に少しでもお役に立てるように努めました。そのために時間を要し、採点結果のお知らせ
が遅れるというご迷惑もお掛けしました。この点については、来年度以降の課題と考えています。
この模擬試験を受験された方が、一人でも多く合格され、模擬試験が役に立ったと喜んでいただけば幸いです。
この記事がホームページにアップされる頃には、本試験までの残り時間は少なくなっていると思いますが、受験され
る皆様は残された時間を上手に使って、もうひと頑張りして下さい。
実力を発揮され、合格されることを願っています。
(京都検定対策委員会 高橋 克仁)
<受験者各位>
採点基準などに関して、参考になると思われる情報などの提供をお願いします。
また、合格の際は、その旨を是非お知らせください。
(広報部 岸本 幸子)