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150年ぶりに巡行復帰!大船鉾ボランティア活動で活躍された会員の皆さま(14.7.24)

2014.09.09

 

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★7/24 巡行復帰 待ちに待ったこの時 いよいよです! 四条新町下ル 木村商店さん前にて

 

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      ★烏丸御池交差点  思いのほか大きく立派な大金幣!

  

 150年ぶりに巡行復帰!大船鉾ボランティア活動で活躍された会員の皆さま(14.7.24) 

 今夏祇園祭は、49年ぶりに「後祭」が復活、150年ぶりに「大船鉾」が巡行復帰と大きな変化を迎えました。

当然ですが、平成18年から続くわが都草の大船鉾ボランティア活動内容も大きく様変わりいたしました。さらに、今までとは比べものにならない人数でのご奉仕となりました。

 都草の会員の皆さま、そのご家族、ご友人の方々。また今年からは華頂短大と平安女学院の学生の皆さまも参加していただき、なんと一気に総勢130人を超える大所帯になりました。

 「大船鉾」の方々でさえ何もかもが初めてという大変ななか、都草も試行錯誤、窮すれば通ず、猛暑を顧みず全員全力でご奉仕をいたしました。

怒涛のように過ぎた都草の平成26年大船鉾ボランティア活動でしたが、微力ながらお役にたてましたこと、今は誇りに感じますと同時に、来年に向けての舵取りの意をさらに強くした次第でございます。

そして、この慶事に邂逅できた幸せに感謝しつつ、都草大船鉾ボランティア活動にご参加下さいました全員の皆さまには、心より敬服と御礼を申し上げたいと存じます。 ありがとうございました。

                                            大船鉾担当 理事 小松香織

  

◆ 下記に、この夏大船鉾のお囃子方として大活躍されました松村成昭 都草会員の寄稿文を掲載いたします。

―祇園祭 後祭 「大船鉾」は、150年ぶりに都大路を巡行しました―

 昭和41年(1966)に全山鉾の巡行が一本化され、49年ぶりに以前の姿に戻りました。

前祭では17日に23基、後祭は24日に10基の山鉾が巡行し、大船鉾は、後祭の最後尾を飾りました。
この度、150年ぶりに、多くの方々の願いが叶い、復興記念の年に囃子方として鉾に乗せて頂きました。

まさに神宮皇后様と共に大海原を凱旋して要るがごとく勇壮と進みました。

初めて動く、真新しい鉾の上でのお囃子は、感無量でした。

暑い中、沿道にて、私にお声かけて頂きました方々、誠にありがとうございました。

心よりお礼申し上げます。

また、大船鉾の宵山期間中に御奉仕頂きました「都草」坂本理事長、小松様、会員の皆々様さらに、平安女学院、華頂短期大学の皆様方に、心より厚く御礼申し上げます。

今後共、どうぞ宜しくお願い申し上げます。 

 

               公益財団法人 四条町大船鉾保存会  監事 松村成昭

                                                                                                             

  

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  ★巡行直後の松村成昭会員 興奮と安堵の気持ちが入りまじる! 

  


 

◆7月20日~7月24日までの大船鉾ボランティア活動風景から  一部を紹介いたします

 

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     ★忙中閑 にこやかな松村ご夫妻♪

 

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     ★大奮闘の伊藤 義男会員!

 

 ◆H26大船鉾ボランティア活動において、リーダーのお一人として初参加されました伊藤 義男会員から 

  いただきました 報告文を掲載いたします。

   

―動き出した大船鉾(ボランティア奮闘記)―

  

 7月24日午前9時30分、いよいよ「橋弁慶山」がスタートを切りました。49年ぶりの後祭の復活です。

続いて「北観音山」、そして後祭の山1番「八幡山」。全部で10の山鉾と数こそ少ないですが、魅力的な山ばかりで観衆もうっとりと十分に満足した表情で見入っています。そんな厳粛な雰囲気の中、観衆が一斉にザワつきました。後祭最後を飾る「大船鉾」の登場です。

鉾上では、四条町大船鉾保存会の松居理事長が舳先右寄りで、絵にも言えない表情でドッカと腰を据えておられるのが印象的でした。

大船鉾は、100年以上に渡る「居祭」を続けたのち、平成18年には「飾席」の復活、一昨年からの「唐櫃巡行」と復活に向け着実に歩みを進め、そして今年150年ぶりの巡行を果たしました。

私どもNPO法人「都草」もボランティアとして早い段階からお手伝いを続けてきましたが、今年は、150年ぶりの大船鉾の復活ということで、「保存会」の方々も初めての経験である上、併せて49年ぶりの後祭の復活が重なり、大変注目を集める中でのお手伝いとなります。

鉾が完成して初めての「宵山」を経験するということで、これまでの夜店(屋台)がある中での「飾席」のお手伝いと違い、どのくらいの人出になるかどのような対応をすれば良いかなど予測も付かない中でのスタートです。

 7月6日の日曜日、私ども都草の会員(知人を含む。)、華頂短期大学と平安女学院の学生を対象に、保存会主催のボランティア説明会が行われました。

ボランティアは、20日の夜から開始し21日、22日、宵山の23日、そして24日当日の巡行終了までで、内容は①鉾見学の整理と鉾上での案内②飾席の説明③御朱印記帳の補助④粽の授与⑤鉾拝観券とその他の授与品販売⑥スタンプラリー受付などです。

後祭は先祭と違い、夜店が出店しないことから、宵山までの期間に訪れる人は、鉾の見学や粽などの授与品の購入を目的とする人々で、純粋に150年ぶりに復活した大船鉾に興味を持った人たちです。

この日集まったボランティアは、大学生を始めほとんど初顔合わせではありましたが、人々の期待に添えるためには事前の役割分担と実施内容の説明が欠かせないと考え、ボランティア開始前に説明することにしました。

いよいよ初日の20日。事前説明のため、2時間前に現地に到着しましたが、四条町(新町通四条下る)には、鉾が立つのみでテントも無く何の準備も出来ていないにも関わらず既に多くの人だかりとなっていました。

「いやー、もう始まってるー。」という思いでした。

保存会や町内の人々もそれぞれの対応に追われ、準備の打ち合わせをしようにも捕まえることがやっとという状況でした。

朱印帳の記帳やスタンプラリーが集合時間前から始まり出す一方、ボランティアの集合時間になってもテントは立っていない。粽や授与品なども準備出来ていないなど、ボランティアを集めて事前の役割分担や内容説明することなどとてもできる状況ではありません。到着した人から順次必要な場所に配置していくのがやっとでした。鉾前では拝観の開始時間前であるにも関わらず長蛇の列ができており、テントに粽や授与品が到着するやいなやこれを買い求める人で一杯となりました。

また、スタンプラリーは四条通まで列が連なり、学生もスタンプ押しに疲労困ぱい状態、鉾の拝観も終了時間までに終了できそうにないため、拝観券の販売を途中で中止したりするなど、当初、目論んでいた「来年への経験ための役割分担の途中交替」など「とても、とても」・・・

学生ボランティアの中には暑さと疲労のため気分を悪くする人が出るなど、てんてこ舞いのスタートとなりました。

2日目以降も、休日と重なったこともあって人出は最高潮。鉾の拝観者は夜遅くまで途切れることはなく、粽は連日午前中の1~2時間で無くなり、3日目には授与品すら無くなってしまいました。また、連日、夕方からは警察による一方通行の規制が入るなど当初の想定以上の人出となりました。

禁門の変(蛤御門の変)の際にも焼け残った「御神面」を始め、「大金幣」、「舵」など、また、復元された鉾のことなどについての質問も多く、人々の関心の高さが覗えましたが、暑さと忙しさに追われ十分にお答えできなかったのではないかと思います。

バタバタと過ぎた毎日でしたが、救いは、適切な指示ができなかったにもかかわらず、学生ボランティアを始め各人が各自の判断で適切に動いてくれたことで、何とか大船鉾復活の一翼を担えたのではないかと思います。ただ、ただ、感謝、感謝・・・

みなさん、来年も頑張りましょう。

 

                                           報告:伊藤 義男 会員

 

 


◆大船鉾 点描 

 

 

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  ★河原町通

 

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  ★四条河原町交差点 辻回し

 

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 ★四条新町交差点 辻回し

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  ★四条新町 辻回し

 

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  ★拍手で迎えられるなか 新町通を南下する 大船鉾

 

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  ★大歓声 大拍手 笑顔 感涙 …

  

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  ★鉦方の飾り房が美しく 揺れて 

  

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★鉾桟橋に帰着 拍手鳴りやまず 

 

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  ★都草 飾り席お留守番ボランティアの方々

 

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  ★童歌が復活  TV中継中

 

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★7/21 新町通   奥が大船鉾  連日の押し寄せる人・人・人

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★7/23  寺町御旅所  日和神楽 

  


 

◆去年の大船鉾ボランティア活動HP記事で 北四条町と南四条町の境に関するお写真を掲載しておりま 

 した。今年に入って正確な境界を知ることができましたのでご報告いたします。

  

 

5881-14.7.18北四条町と南四条町との境にあるお地蔵さま.jpg

★なんと このお地蔵さまがお祀りされてますここが 北四条町と南四条町の境界です!

  

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 ★では少しひいて見てみましょう  写真左側の自転車のところに 上のお写真のお地蔵さまがお祀りさ 

     れております

 

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  ★上のお写真の右側の碑  大船鉾を描いたあの幸野楳嶺の生誕地です

 

  


 

◆大金幣と駒形提灯 

 

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(事務局 小松香織)