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2026年度子ども文化教室 「聞香」体験(2026.7.24)

2026.07.30

2026年度子ども文化教室 「聞香」体験

日時:令和8年7月24日 14:00~15:30

場所:株式会社 山田松香木店(上京区室町通下立売上がる)

参加者:17名

都草が明日の京都文化遺産プラットフォームと主催している子ども文化教室、今回は小学生3年~6年生を対象に「聞香」体験を行いました。

連日38℃を越える酷暑の中、早くから定員20名のお申し込みがありましたが、さすがに当日は3名のキャンセルがあり17名にて開催されました。

 

挨拶する小松香織理事長

都草からは小松香織理事長、豊田重一理事、坂本孝志特別顧問、藤井久美子会員が参加しました。

 

 

会場の株式会社山田松香木店は、江戸時代明和年間の創業で254年の歴史ある老舗です。もとはお薬としての香木を商いとしてこられましたが、のちに香りの香木も扱われるようになりました。

お店には絶滅種の香木も残されていて、貴重な香木を拝見することができます。

現在日本では香木は殆ど採れることがなく、多くはインドネシア等で採取されているようです。

香道の歴史は古く室町時代より始まり、数種類の香木を組み合わせてその香りの表現を和歌、古典文学、故事来歴などで表し、愛でながら違いを当てるゲームとして公家社会では頻繁に行われてきたと伝わります。

 

香道では香りを「嗅ぐ」のではなく「聞く」と表現します。子供たちに「聞香って知っていますか」「聞いたことある人」「体験したことある人」と問いかけると、それでも3名が耳にしたことがあり、さすが京都だと感じ入りました。

 

当日は山田松香木店の三浦範子先生の指導で、作法に乗っとりながら3種香を行いました。

 

聞香の説明を聞く子供たち

3種香とは、3種類の香りの異なる香木を用意、3回聞いてその組み合わせを当てるものです。

組み合わせは

*尾花の露(3回とも同じ)

*琴の音(初めの2回が同じ)

*狐峰の雪(1回目と3回目が同じ)

*隣家の梅(後の2回が同じ)

*緑樹の林(3回とも異なる)

の5通りがあります。

 

お香を3回聞いた後、どれとどれが同じ香りがしたか、全部違っていたかをそっと紙に書いて答え合わせをいたします。

 

答えの書き方

 

匂いは嗅(か)ぐのではなく、精神を集中して心に香りを聞いてみる、なかなか大人でもむつかしいものです。

 

お香を聞く子供たち

お香を聞く子供たち

しかし何と2名の子供が正解でした。

素晴らしい。

 

筆で答えを書きます

見事正解すると「叶」

 

純粋で雑念がないのでしょうか、参加した子供たちは一様に難しかったけれども楽しかったと喜んでくれました。

 

当日会場まで送迎してくださった保護者の皆様には、子供たちが聞香体験をしている間、すぐ近くの京都府庁旧本館を見学していただきました。坂本特別顧問が案内、いずれも皆様にとても喜んでいただくことができました。

 

坂本孝志特別顧問が京都府庁旧本館旧知事室を案内

旧本館旧議場の説明を聞く保護者の皆さん

ご協力くださいました株式会社山田松香木店の皆様お世話になりご協力感謝申し上げます。

(会員 藤井久美子)