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第19回都草通常総会を開催(2025.5.25)

 

5月25日（日）、NPO法人 京都観光文化を考える会・都草の第19回通常総会が京都府庁旧本館旧議場で開かれ、多くの会員の皆様が出席されました。

総会に先立ち、歴史学者で往還塾塾長の五島邦治先生に、「菅原道真を歩く」と題して、道真ゆかりの菅大臣神社、水火天満宮、文子天満宮、北野天満宮などを巡りながら、道長の生涯と死後天神としてまつられるまでの講演をしていただきました。

 

 

五

 

総会では、議長に豊田博一理事が選出され、出席者数は委任状を含め263名との報告があり会員総数の半数を超えているため総会の成立が宣言されました。

 

通常総会での議案は下記の6件で、すべて賛成多数で原案通り議決、承認されました。

第1号議案　令和5年度事業報告

第2号議案　令和5年度活動決算

第3号議案　定款変更に関する件

第4号議案　役員の選任に関する件

第5号議案　令和6年度事業計画（案）

第号議案　令和6年度活動予算（案）

第1号議案では、小松香織理事長から、京都御所・御苑歴史散策ガイドツアーが10周年を迎えたことを記念した講演会とガイドツアーを実施し多くの参加者があったこと、ホームページをスマホ対応に改修したこと等の報告がありました。

 

第2号議案では、須田信夫副理事長から、約85万円の赤字であったことが報告されました。

 

以上2件の報告について源忠監事から、いずれも適正かつ正確であったことが報告されました。

 

 

質疑では、役員手当、前年度と今年度の予算案の内容の差異、YouTube 公開動画の内容についての質問がありました。

 

これに対し、須田信夫副理事長から、役員手当を支給できる人数はNPO法で決まっておりその範囲内で支給しているとの説明がありました。また、予算案は年度ごとに計画する事案に基づいて決めており、各年で差が出ること、YouTube 動画は公式の記録などに基づき、著作権に配慮して製作しているとの説明がありました。

第3号議案は、保科 秀行理事から、前事業年度末日までの会費納入期限について、法人会員はこの限りでないことへの変更が提案されました。

 

第4号議案は役員の選任に関する件で、須田信夫副理事長、岩崎勉理事、西野嘉一監事の退任が報告されました。

 

続いて、新理事候補として疋田明、石井宏、鍋谷豊の3氏、新監事候補に岩崎勉氏が推薦され、再任も含め理事16人、監事2人全員が承認されました。

 

第5号議案は、小松香織理事長から、映画研究会を新たに設けるなど内外の文化的活動をさらに充実させるとともに、引き続きデジタル化を進め、令和9年の都草創立20周年に向けて準備委員会を発足させることが披露されました。、

第6号議案は伊藤義男専務理事から、そうした活動のため約80万円の赤字を見込んでいること等の説明がありました。

 

最後に、熊谷喜輝副理事長が令和7年度組織体制の説明を行い、第19回通常総会を終了しました。

 

なお、総会後に開かれた理事会で、理事長に引き続き小松香織氏が、副理事長に熊谷喜輝、岸本幸子、伊藤義男の各氏が選任されました。（ 保科 秀行、須田信夫）

 

（広報　須田信夫）

（写真　西野嘉一、岸本幸子、須田信夫）