活動内容

11月から京都御苑・御所案内を再開

11月から京都御苑・御所案内を再開

新型コロナウィルスの影響で3月よりお休みしていた京都御苑・御所案内を、11月1日から再開いたしました。8カ月ぶり、満を持しての再スタートです。

ガイドの左から熊谷喜輝副理事長、田村光弘専務理事、田中まさみ会員、水本博会員

久しぶりのお客様にガイドのテンションも上がり気味ですが、抑えて抑えて、安全に十分注意して、マスクを付け、ソーシャルディスタンスを取りながらご案内しました。

閑院宮邸跡に集合、いよいよスタートです

初日は快晴で風もなく、秋の風情を満喫できるガイド日和。都草のホームページや京都新聞の案内を見て来られたお客様は、御所コース3名、御苑コース6名の計9名。御所コースでは足の悪い方が1人おられたので、ガイド1名を専属にしてご案内しました。

九條邸跡を案内する熊谷喜輝副理事長
堺町御門を案内する水本博会員
清水谷家の椋の前で案内する田村光弘専務理事
小御所前で案内する田中まさみ会員

お客様は8日と15日は5名、連休中日の22日は17名、お休みしていた8ヶ月間のブランクを感じさせないほど来られました。

御苑・御所は季節ごとに表情を変え、ガイドはいち早く察知し案内します。九条池の高倉橋のそばにはハゼの木があり、実は和ロウソクのロウの材料として使われます。盛りになるとハゼ紅葉と言い、真っ赤に色付きます。

赤く色付いた九條邸跡のハゼの木

堺町休憩所の前に大きなもみじがあります。青葉から黄色、オレンジ、真っ赤まで美しいグラデーションを楽しむことができます。秋の進み具合が一目でわかる、私の指標です。

堺町休憩所、11月下旬になるとモミジの木はほとんど葉が落ちて、落ち葉の絨毯になっていました

歴史の話の間に目に飛び込む美しい自然をご案内するのも我々ガイドの仕事です。
参内するときの縁起を担いでひんぷくひんぷく(貧福)と唱えながら歩く公家の習慣や生活の様子、それを一目見ようとにぎわった桧垣茶屋の話など、都草らしい案内がしたいと思います。
まだまだお伝えしたいことはたくさんあります。
これからも乞うご期待。(専務理事 田村 光弘)

(広報 須田信夫)
(写真 須田信夫)

 

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