第126回 研究発表会
第126回 研究発表会
日 時 3月16日(木) 13:10~16:00
場 所 ひと・まち交流館 京都 3階 第4会議室
発 表 1.13:10~14:30
「京へ物資を~水運編~その2」 吉岡 央 会員
今回は主に京都市周辺の水運事情を話します。
一例として敦賀から琵琶湖への運河である敦賀疋田(ヒキタ)舟川を紹介します。
敦賀港は敦賀半島にも囲まれ、波も穏やかで天然の良港と言われ、貨物の
積み替えを考慮しても途中の琵琶湖水運(大量輸送)が期待できるので、古く
からよく利用されました。
敦賀から琵琶湖まで運河を建設しようという計画は平安時代からありましたが、
技術や資金の理由からなかなか実現が出来ませんでした。
しかし19世紀初頭に全行程の半分くらいではあるが、ようやく同川が完成して
輸送量が飛躍的に増加しました。
2.14:40~16:00
「藤原氏の軌跡 その1」 西野嘉一 理事
約400年続いた平安時代。それまでの天皇主権の政治体制が、平安時代に
入って二つの大きな変化が出てきます。
一つは「摂関政治」であり、もう一つは「院政」です。
今回はこのうちの前者、摂関政治の主人公である「藤原氏」についてお話を
してみたいと思います。
藤原良房が9世紀半ばに初めて清和天皇の摂政となってから、明治の初め
までの約1000年間、摂関制度は持続されましたが、摂関の全盛期といえる
のは、藤原頼通までと思われます。
大化の改新から摂関政治の終焉まで、歴史上の出来事を交えながら、何回
かに分けて「藤原氏」の生き様を追っていきたいと思います。
参加費 無料
お断り 必ずマスク着用の上、入場時の体温検査にご協力お願いします。
体調が優れない方は参加ご遠慮ください。
後日、研究発表会の模様を、メール会員限定でyoutube公開いたします。
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