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活動内容

わくわく倶楽部 御香宮コマイヌ散策(25.11.20)

2025.11.24

わくわく倶楽部 御香宮コマイヌ散策

日  時:令和7年11月20日(木)13:00~14:30
参加人数:9名
場  所:御香宮境内

前日の冷え込みから打って変わって、暖かい日差しを受けて岡田英三郎会員によるコマイヌ散策が御香宮にて行われました。

案内役の岡田英三郎会員(自前のコマイヌを持参)

先ずはコマイヌについての一般論と観察のポイントを説明頂きました。
・コマイヌ(学術名は獅子・狛犬)のルーツ
 獅子はライオン(西洋)、狛犬は日本で創造、遡るとスフィンクスになるか
・守護獣(邪悪なものを入らないように)
・ (本殿に向かって)右;阿形(口を開けている)→獅子、左:咋形(口を開じている)→狛犬

【観察のポイント】
1)居場所
2)鎮座の方向(タテタテとヨコヨコ、顔の向き)
3)阿吽(逆阿咋、両方が阿あるいは咋)
4)どこをみるか
  4-1)全体(こまやん、玉持ち・子持ち、逆立ち、尻上げ・・・)
  4-2)部分:目。日、歯(牙)、鼻、耳、角、手足、体毛、尻尾、性器
5)材質(石、木製、陶器製、銅製、鉄製、セメント製、・・・)
6)台座:銘(年号、奉献者名、奉献目的、石工名、装飾)
 ちなみに京都で一番多くのコマイヌがあるのは北野天満宮とか。

以後、観察のポイントに沿って各コマイヌを案内して頂きました。
意外に知らないコマイヌのこと、皆さん熱心に聞き入っておりました。

摂社桃山天満宮

本殿前_

本殿内(慶長4年作)

摂社松尾社

摂社東照宮

伏見義民碑境内

本日の参加者

報告:熊谷喜輝
写真:岡本正二・熊谷喜輝
広報:熊谷喜輝