(会員投稿)鹿児島の和気神社と龍馬・お龍の新婚旅行の碑
2010.08.04
(会員投稿)鹿児島の和気神社と龍馬・お龍の新婚旅行の碑
鹿児島空港の東方、車でも20分くらいの山間部に、和気清麻呂公をまつる和気神社があります。
ここは、かつて湯治場として栄えた妙見温泉をはじめとする温泉街から歩いて20分ほどのところにあります。
和気清麻呂公は神護景雲3年(769)、宇佐八幡宮神託事件に関連し、道鏡の皇位継承を阻んだ怒りを買って大隅国に配流されたと伝えられていますが、翌年、京に戻されるまで、このあたりに配流されていたことが、幕末に島津斉彬が命じた調査により明らかになったそうです。
和気神社の鳥居をくぐると、「足腰のおまもり」と書かれた大きなのぼりがあり、拝殿の前には狛イノシシが鎮座していたり、亥の子餅があったり、日頃、護王神社を見慣れていると、この和気神社に親しみを感じざるを得ませんでした。
<参道のようす>
<拝殿と狛イノシシ>
しかも、ここでは本物のイノシシ、しかも白いイノシシ(愛ちゃん、わけちゃん)が飼われています。
また、ここには慶応2年(1866)、龍馬とお龍さんが新婚旅行で訪れたとされ、石碑も立てられています。
<日本最初の新婚旅行の碑>
ここから龍馬とお龍さんの足取りを追うように、近くにある犬飼の滝を見に行きました。
<犬飼の滝>
・滝見台
この滝は落差36m、滝幅21.8mあり、豪快に水しぶきを上げて流れ落ちる滝は、まさに絶景で、日頃のストレスを忘れさせてくれました。
(櫻井 博会員寄稿)
(HP運営委員会 吉見)