平成28年愛宕さん千日詣りレポート(16.8.1)
平成28年愛宕さん千日詣りレポート(16.8.1)
夜の祭りに出没すると噂されている高橋夫婦です。
大船鉾ボランティアで蓄積された疲労が抜けないまま、千日詣りを敢行しました。
市バスと京都バス臨時便を乗り継ぎ、清滝へ向かいました。臨時便は満員。
逆方向の京福嵐山駅行の臨時便にも多数のひとが乗っていました。
渋滞も無くすんなりと到着。午前0時から登山開始。
すれ違う下山客との「おのぼりやーす」「おくだりやーす」の掛け声の
やり取りが心地よい。
それも束の間。登り始めて15分でもう上着とタオルが汗でベチャベチャ。
こまめに水分補給と休憩を繰り返し、ゆっくりと登りました。
参拝客が救護隊員に質問していたのを小耳に挟みました。
この時点で担架で運ばれたひとは一人。
但し、体調不良なのか外傷なのかは聞けませんでした。
登山開始してから2時間15分で社務所へ到着。
社務所向かいの京都市街を望む平坦地にはレジャーシートを広げたり
簡易テントを設営してくつろぐグループで一杯でした。
ご来光を待つのでしょう。
社殿では折しも朝御饌祭の真っ最中。ひとごみで中が見えませんでした。
10分もすると汗で濡れた体が冷えてきたので、参拝を済ませてから早々に下山開始。
下り道はスピードが上がると目論んでいましたが、前日の夕立の為に石や石段、
丸太がツルツルで何度も滑って転びました。
他の下山者も皆、恐る恐る下るので、結局2時間かかりました。
清滝に着く前には夜が白々と明け、気分爽快。
臨時便の始発が5時半と聞いていたので、待ちきれず、タクシーに乗りました。
交通規制の為、試峠を越えて行きましたが、歩行者が多いのには驚きました。
愛宕さんに登ってから、更に、嵐山方面まで試峠を歩いて越えるとはすごい!
この苦行とも言える千日詣りでしたが、得られた達成感は多大でした。
しかし、「また行くか」と問われると「ご勘弁を」と答えたい。
(会員 高橋 浩次&直子)
(広報部 岸本 幸子)