第41回都草歴史探訪会~洛中をめぐるパート2~(13.2.26)
2013.02.28
★COCON烏丸に集合いたしました
第41回都草歴史探訪会~洛中をめぐるパート2~(13.2.26)
◆日 時:平成25年2月26日 晴
◆集合場所:COCON烏丸(烏丸四条下ル西側)
◆参加費:500円
◆参加人数:50名
◆コース:鈴屋大人偶講学旧地⇒悪王子社⇒神明神社⇒豊園泉正寺榊・豊園水・當道職屋敷址
⇒佛光寺⇒源語伝説五條辺夕顔之墳⇒鉄輪井⇒祇園床⇒明王院不動寺
⇒京都市学校歴史博物館
烏丸四条のCOCON烏丸で集合、歩道にはみ出るほどの参加者、ビジネス街での団体に、道いく人はきっと驚かれた事でしょう。本居宣長の小さな石碑、誰もが見過ごすような場所にひっそりと残されています。京都ならではの奇跡と言っても良いのではないでしょうか。
ビルの合間を通り、(人詠んで平成の辻子)東洞院通へ。へーこんなとこにこんな道が・・。という声もチラホラ。
悪王子社、所在地が元悪王子町でこの社がデモドリである事を意味します。当時の悪は悪でない(なんのこっちゃ)元気を意味するとか?スサノオノミコトが祭神で祇園祭の主人公です。
かっては3基の神輿に榊を先頭にたて、巡行していた物が、現在では中御座神輿だけに豊園泉正寺の方たちが榊の祭壇を造り巡行を先導し邪気を祓うそうです。(知らない所で知らない事が行われていると言う感が強くしました)
仏光寺、通の名にもなるほどの古刹です。親鸞を宗祖とするお寺で、本願寺とは一線を隔するそうです。美しく修復された本堂、御影堂、少し寒かったですが冷気もお話の一部としてありがたく頂戴しました。
夕顔の墳や鉄輪井、物語や伝説がそのまま遺跡として残されている事が京都らしいと思いませんか?
祇園床、今回のサプライズのひとつです。なんで散髪屋さんなの、ここが松原通だと言う事が大切です。今でも様々な行事が祭りの時だけ開店して行われているそうです。(ここでも京都を感じます)
明王院不動寺(松原不動寺)南岩倉と言われています。南というならもっと南に造れば良いのに、と思うのは今の感覚です。松原通は松の林がずっと続いていた京都の端っこだったのです。
京都市学校歴史博物館、番組小学校から現在まで多くのパネルと用具で再現されています。じっくりと時間を掛けて見学したい場所です。
松原通(旧五条大路)に向かい玄関が設けられているということもサプライズとしての大きな収穫でした。
洛中にある、こんなにも密度の濃いサプライズの数々に圧倒されながらの歴訪会でした。
(記事:専務理事 田村光弘)
★悪王子社 堂園光子会員の案内 毎回笑いを誘う話上手♪
★神明神社 摂政関白藤原忠通邸内にあった鎮守の社
★洛央小にて 「御真榊」(おんまさかき)について等 木村哲夫会員の熱のこもったお話がございました
★佛光寺 御影堂門
★佛光寺境内 後ろは大師堂(御影堂)
★鉄輪井 なにやら背筋が寒くなるような…
★明王院不動寺 「平安京四岩倉」の一つの南岩倉
★京都市学校歴史博物館 高橋明俊会員の説明 熱心に耳を傾けるみなさん
(写真:林 寛治監事)
(事務局 小松香織)