第64回都草歴史探訪会『長岡京市の史跡を歩く』西部会主催(15.11.19)
第64回都草歴史探訪会『長岡京市の史跡を歩く』西部会主催
日 時:11月19日(木) JR長岡京駅集合。12時30分:受付開始13時スタート。
ルート:長岡京駅東口―神足神社―勝龍寺城―勝龍寺―恵解山古墳―中山修一記念館―サントリービール工場。
前日から続いた雨は、何とかおさまり、雲の多い天気でしたが、45名の参加を頂き、長岡京市の東南部分をJR長岡京駅からスタートしサントリービール工場までを探訪いたしました。
スタート地点のJR長岡京駅では古事記の話でおなじみの堂園さんのユーモアたっぷりの「乙訓」の地名の由来の説明に笑いの渦が起こりました。
つづいての神足神社では高橋(明)さんによる、長岡京出身のゴールキーパー海堀がワールドカップ決勝PK戦でゴールを守った「神の足」の面白い話を聞く事ができました。
メインの探訪先である勝龍寺城では、熊谷さんの前回の洛中洛外図での細川氏に続いて今回も細川氏の細川藤孝・忠興親子の興味深い話を伺う事ができました。特に研鑽の為、細川藤孝・忠興所縁の田辺城(舞鶴)やガラシャ幽閉の地、丹後・弥栄町の僻地である味土野を訪問するなど、気合の入った説明は感動でした。
西田さんは恒例になっている西田さんが描く絵図・今回は「ガラシャ像」を中心に進められました。自ら大坂の玉造のガラシャの住んだ屋敷跡に出かけられガラシャ肖像を描かれました。素晴らしい絵図を基に思いを込めた説明は、感慨深いものでした。
勝龍寺と恵解山古墳は、久世さんによる丁寧な独特の視点を持った説明がなされました。
中山修一記念館では長岡京発見のきっかけなどを聞く事が出来ました。
今回の歴探は15時にサントリービール工場見学を予定した為、時間的余裕がなく大変あわただしい歴探となりました。西部会の諸氏の説明頂いた話を別途、時間とって聞く機会があればと思っています。
歴史探訪部西部会 部長 俊藤 靖
写真撮影:俊藤靖会員・熊谷喜輝会員
広報部:熊谷喜輝