活動内容

第88回歴史探訪会結果(いま山科が面白い第2)~蓮如上人ゆかりの地を訪ねて~(19.4.20)

第88回歴史探訪会結果(いま山科が面白い第2)   
     ~蓮如上人ゆかりの地を訪ねて~

(日 時):平成31年4月20日(土)
(コース):地下鉄御陵駅⇒元慶寺⇒井六兵ヱ池公園⇒西宗寺(蓮如上人往生の地)⇒
      山科本願寺跡(山科中央公園)⇒蓮如上人御廟所⇒西本願寺山科別院⇒
                  蓮如上人銅像跡⇒東本願寺山科別院(長福寺)
(参加人員):49名(会員35名、一般5名+スタッフ9名)

4月に入っても寒い日がぶり返したりと天候不順が続いたことから、数週間前から天気予報を気にする毎日でしたが、当日は、少し汗ばむ陽気となったものの恵まれた歴探日和となり多くの会員に参加して頂きました。
特に目立ったコースではありませんでしたが、テーマを蓮如上人に絞り、時間的にも無理のないコース設定ができたのではないかと思っています。
また、新しい会員の参加も多く、地味な中にも見逃しがちな箇所を紹介させて頂くことができて、喜んでいただけたのではないかと自負しています。

●元慶寺(担当:横井礼子)
地下鉄「御陵駅」をスタートし、最初は西国三十三箇所番外の「元慶寺」、比叡山延暦寺と同じく元号を寺名し、花山天皇や僧正遍照ゆかりの寺です。ここでは、僧正遍照の歌碑などの説明を行いました。




●六兵ヱ池公園(担当:(野津隆)、伊藤義男)
この地の南に広がる西の花山からの肥沃な土地(野村)の灌漑用の池の跡地にできた公園で、5代目清水六兵衛の別荘が北側にあったことから「六兵ヱ池公園」と名付けられ、今でも北東隅で湧き出ている水源を見て頂きました。




●放鶯山西宗寺(担当:堀久子)
蓮如上人往生の地に建立された寺で、上人像の前で、山号が「放鶯山」となった謂れなどの説明を行いました。




●山科本願寺跡(担当:野津隆)
現在は、山科中央公園に残っている土塁(城壁)の一部から、山科本願寺がいかに広大なものであったかを伺わせる場所で、蓮如上人が都への帰還の足掛かりとして、山科本願寺を築いた経緯などの説明を行いました。




●蓮如上人御廟所、蓮如上人銅像跡(担当:石井小雪)
今は、戦時中に供出され土台のみとなっているが、東本願寺別院と西本願寺別院の間に建立されていた蓮如上人銅像の跡地では、紙芝居を使用して当時はどこからでも見ることができた状況を想像して頂きました。




●西本願寺別院(担当:酒井源弘)




●東本願寺別院(担当:松若忠雄)                        
かつて、蓮如上人が建立した山科本願寺が存在した山科の地には、現在、蓮如上人を意識した両別院が建ち、両別院の違いなどについて解説した。



(報告:歴史探訪部会南部会副部長 伊藤義男)
(写真:松若忠雄・熊谷喜輝)
(広報部:熊谷喜輝)

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