第13回都草歴史探訪会~青葉の下嵯峨を歩く~(09.6.21)
2009.07.01
曇華院尼門跡の貝合わせの案内
鹿王院 舎利殿と庭園
第13回都草歴史探訪会~青葉の下嵯峨を歩く~
◆平成21年6月21日(日) 12時30分 JR嵯峨嵐山駅集合 晴天
◆参加:54名
◆案内:西部地区担当
◆コース:JR嵯峨嵐山~斎明神社~曇華院門跡~鹿王院~車折神社~甲塚古墳
懸念された雨もあがり、梅雨の晴れ間をぬって第13回歴史探訪会が行われました。初めに訪れた斎明神社では、伊勢神宮の斎宮に選ばれた皇女禊の跡をしのび、次に訪れた曇華院では、お寺の歴史と皇女の方の生活や、貝合わせの優雅な遊び方など、はんなりとした御所ことばを交えての尼御門跡のお話にしばし俗世を忘れる思いでした。
鹿王院では、嵐山を借景にした舎利殿を囲む新緑の庭が美しく、白い可憐な沙羅双樹の花も咲いていました。車折神社では宮司から富岡鉄斎にまつわるお話を聴き、最後に山下造園の敷地にある古墳時代後期の大型円墳の中を特別に見学して解散しました。
今回下嵯峨を巡るとあって嵐山の観光地を離れ、静かな民家のたたずまいや、舟運の役目を終えて流れる西高瀬川の姿にも、歴史の素朴な風情が感じられる楽しいコースでした。
(副理事長 林)