第12回都草歴史探訪会~知られざる東山を巡る~(09.5.12)
2009.07.01
第12回都草歴史探訪会~知られざる東山を巡る~
◆平成21年5月12日(火)12時30分/八坂神社南門集合
◆晴天/参加者40名
◆案内/東部地区担当
◆コース/八坂神社~大雲院~大雅堂址~芭蕉堂~西行庵~道元禅師荼毘所跡~双林寺~東大谷祖廟~吉水弁財天社~左阿弥~安養寺~得浄明院
◆さわやかな五月晴れの午後、東山の隠れた史蹟を訪ねました。非公開寺院の大雲院では、織田家にまつわる話、昭和48年四条寺町からこの地へ移ったいきさつなどお寺の話を聴き、信長、信忠の碑や石川五右衛門の墓に詣でました。その後、大倉喜八郎が建てた祇園閣に昇り、真近に迫る東山の翠黛、春霞にけぶる法観寺の塔、眼下に広がる京都の街など、いつもと違う角度から見る京の景観を楽しみました。芭蕉、西行の遺跡を見て、東大谷祖廟に本願寺の歴史を学び、安養寺では江戸時代六阿弥と呼ばれた遊興の地円山の変遷をしのびました。
最後に訪れた得浄明院では、やや盛りを過ぎた一初の花を観賞し、善光寺本尊の分身一光三尊仏を拝した後、本堂下の暗闇の戎壇院めぐりをして、極楽への鍵をさぐりあて明日の幸せを祈って解散しました。
八坂神社前の会員集合
祇園閣から見たねねの道
(副理事長 林)