旧議場土曜講座 12月は「京都の大火と地震」(2023.12.16)
旧議場土曜講座 12月は「京都の大火と地震」(2023.12.16)
12月16日の土曜講座で「京都の大火と地震」をテーマに90分お話ししました。参加者は74名でした。
京都では1467年から11年続いた応仁・文明の乱に伴う大火を始め、市街地の大部分を焼き尽くす大火に何度も見舞われてきました。また、秀吉が伏見城で危うく命を落としそうになった1596年の慶長伏見地震や、方広寺の大仏が大破し、寛永通宝に鋳直された1662年の寛文近江・若狭地震など、地震の被害からも無縁ではありませんでした。
一般に地震対策と防火対策は両立しにくい関係にあります。防火のために建物を瓦葺き屋根にすると火災には有効でも屋根が重くなるので地震に対しては被害が大きくなります。しかし地震は滅多に起こらないので、地震で一時的に大規模な被害を蒙っても忘れ去られて頻発する防火の方に重点を置くようになりました。
他に火事と関係がある建物疎開、京都の空襲についても触れました。
土曜講座は初めてで、演台からスクリーンが見えないなど戸惑うこともありましたが、参加者の感想はおおむね好評で、ほっとしました。(会員 冨永正治)
【アンケート結果】
①「火事や地震」は深刻な話でむずかしそうと思ったけど上手に構成してあって、興味深くて話に引き込まれました。歴史って裏に色々な出来事がかくれていて、掘り起こしたことを教えて頂くと、本当におもしろいなぁ~と、感動です(70代女性)
② 分かりやすい内容で聞きやすかった。初めて知ることも多く、なるほどと納得することが多かった。(60代男性)
③ 京都も空襲があったんですね。驚きました(70代性別不明)
④ 啓発されるところの多い良い内容のお話でした。配布資料も詳細で理解に資するところが大きかったです。(70代男性)
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電話番号:075-414-5433
(広報 須田信夫)
(写真 須田信夫)