阪急交通社「たびコト塾」 大阪・東京に続き名古屋でも講演開始(2018.9.19)
阪急交通社「たびコト塾」 大阪・東京に続き名古屋でも講演開始(2018.9.19)
都草では、「おでかけ講座」の一環として、大阪梅田の阪急交通社が行っている「たびコト塾」で「京都を極める」というシリーズの講座を担当しています。
この講座は平成29年7月にスタート、月2回都草の会員が講演を行っています。毎回好評を得ており、同10月からは東京でも「発見!京都に出会う」というタイトルで新たな講座が始まりました。さらに平成30年9月、名古屋でも大阪と同じシリーズの講座を開始しました。
大阪の講座は、30年6月までは平日に月2回、別々のテーマでお話してきましたが、2年目に入った30年7月からは、平日と週末の各1回、同じ内容の講演に変更しました。これにより、週末にしか聞きに来られないお客様にも、参加していただくことができるようになりました。
大阪第1回目は7月4日、芦田喜雄理事お得意の「雑学 祇園祭」の講演でした。祇園祭の期間中でもあり、タイムリーなテーマです。引き続き「大文字 五山の送り火」、「大政奉還と二条城」「時代祭と鞍馬の火祭」など、時期に合わせた講演を行う一方、「京都の地名・町並み」、「京のちょっとこわい話」、「京の異界をのぞく」、「京のお地蔵さん」など、多彩な内容が並びました。今後も「謎だらけの本能寺の変」「和菓子のルーツを探る」、「京のしきたり学入門」など興味のつきない内容の講演を予定しています。
東京の第1回目は、10月30日に「京都の成り立ち」の話、続いて洛東、洛中などエリアごとに神社仏閣の由緒、見どころなどを西野嘉一理事がお話ししました。関東から観光に来られる場合の新たな発見、再確認をしていただき、京都旅行がより充実したものになればとの思いから、参考になるお話を中心に、すでに5回の講演を行いました。次回は11月に予定しています。
9月から始まった名古屋の講座に先立ち、今年4月と5月に芦田理事が、「龍馬と新選組の史跡を巡る」と題しpart1(東山・木屋町編)、同じくpart2(伏見・淀編)の2回、名古屋で講演を行いました。これが大変好評で、聴講された方の強い要望から名古屋でもこのシリーズの講演が決まったと伺いました。
名古屋の第1回目は9月19日に行いました。サブテーマを「日本の歴史の表舞台として京都に残された種々の史実を今一度振り返り、そこに隠された裏話を改めて知り、楽しく検証してみよう」として、大谷芙美子会員が「京都の歴史面白雑学」のお話をしました。10月は小松香織理事長の「京の紅葉桟敷へようこそ」と続き、31年3月まで予定が決まっています。
京都で行う講演では、寺社や通りなど名前を聞いただけで場所がわかる場合が多いのですが、京都以外では場所になじみのない方も多いため、講師の方たちは地図を多用するなどより分かりやすくなるよう工夫をされています。今後もより多くの地域の方々に講演を聴いていただき、京都の魅力を発信していきたいと思っています。
(理事 芦田喜雄、会員 加藤博賢)
(広報部:須田信夫)
(写真:芦田喜雄、加藤博賢、須田信夫)