旧議場土曜講座 2月は「千年の時を刻む町中を往く」(2018.2.17)
旧議場土曜講座 2月は「千年の時を刻む町中を往く」(2018.2.17)
2月の旧議場土曜講座は、木村哲夫会員による「千年の時を刻む町中を往く」
京の歴史に登場する人物が詠んだ和歌を解説、その和歌に因んだ場所などをご紹介しました。また、ご紹介した和歌を藤井久美子事務局長が一句ごとに朗々と詠み上げるなど、普段の土曜講座とは一味違った講座となりました。
千年の都、歴史都市京都と云われているが、京都の中心地域(丸太町~河原町~五条~堀川)には、当時の建造物は、戦火、大火災により焼失し皆無である。しかし、千年の都の歴史上の人物が詠った和歌は、千年経過しても、守り継がれてきている。
その和歌は、31文字に凝縮された、歴史上の人物の人生、教訓などを詠い、現在の我々へのメッセージとして捉えることが出来る。
今回は、四条~河原町~松原~堀川に囲まれた地域の18カ所、20人の歴上の人物が詠った和歌を、藤井久美子事務局長が詠い上げ、メッセージとしての和歌を木村が解説した。
本居宣長、清少納言、素戔嗚尊、藤原公任、小野小町、菅原道真、道元、義経、俊成、定家、建礼門院、高倉天皇、和泉式部などの和歌について・・・
最後に、全員で秀吉の辞世の和歌「夢と消え・・」を詠った。
(会員 木村哲夫)
平成30年3月のテーマと講師は以下の通りです。
平成30年3月17日(土曜日)13時30分~15時00分
テーマ:京都・古典文学散歩
講師:坂本孝志特別顧問
旧議場土曜日講座は、事前申込制になっています。毎回、受付開始後すぐに満員になり、予約できなかった方がおられます。お聴きになりたい方は、早めにお申し込み下さい。
申込先は京都府府民総合案内・相談センター
TEL075-411-5000(電話受付時間:平日9時~17時)です。
詳しいお問い合わせ先は
府庁旧本館利活用応援ネット事務局 電話075-414-5435 です。
ホームページはhttp://www.pref.kyoto.jp/sisan/news/doyoukouza.html
(広報部 須田信夫)
(写真 須田信夫)