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活動内容

第2回映画研究会イベント「東映京都撮影所を散策」(2025.9.28)

2025.10.30

第2回映画研究会イベント「東映京都撮影所を散策」(2025.9.28)

日時 9月28日(日) 13:00~14:00 :俳優さんの案内で東映京都撮影所を見学
          14:00~16:00 :東映太秦映画村の自由散策

場所  東映太秦映画村、東映京都撮影所

参加者 27名

 

9月28日(日)、 日本のハリウッド京都太秦、『国宝』など昨年来、邦画のヒットで話題を呼ぶ日本最大の撮影所である東映京都撮影所のスタジオを見学する機会を得て、参加者全員興味津々わくわく感で臨みました。

 

映画村全景

映画村パディオス

 

ご案内は東映俳優の吉野智貴さん。

 

案内してくださった東映俳優の吉野智貴さん(左)

 

映画村ゾーンから所内に大きく『警笛ならすな』と書かれた通常非公開の撮影所に一歩進むと空気感が一変。

12あるスタジオから先ずはセットを構成する大道具・小道具の収蔵スタジオを見学。時代劇のセット内の建物部材や張りぼて軽量の岩石などが所狭しと収蔵され、歴史的な作品の背景を担った部材が次回の出番機会を待っている様子がわかりました。

第7スタジオに移り、お白洲が出来そうなセットを拝見。第8スタジオでは建物が屋敷の大広間になったり、間仕切りやふすま障子を替えることでな様々な場面対応ができる様子がわかりました。

天井がないことも「なるほど」と納得。このスタジオでは次回作の情報もいただきました。

真夏に冬のシーン撮影、またその逆のなど、季節とリンクしない苦労がつきないとのこと。

最後に俳優さんが待機される会館の説明をうかがい、スター俳優さん、大部屋さんによりフロアーが異なることや、上の階に剣劇用の道場があり稽古に励まれていることなど貴重なお話を楽しく拝聴して終了。

メークアップやカツラのつけ方が最近はリアルになってきたことや、大部屋さんは基本自分でメークやカツラ着用を行うことなど裏話も聞けてとても貴重な機会でした。

今後も制作過程に思いを馳せながら積極的に映画を観て行こうと思います。(会員 野津 隆)

参加者全員で記念撮影

解散後、案内の吉野智貴さんと記念撮影

(写真 久宗圭一)

(広報 須田信夫)