活動内容

第13回都草不思議研究会「京のお地蔵さんめぐりプロジェクト」開催結果(11.2.26)

 

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講演する山本喜康さん

第13回都草不思議研究会「京のお地蔵さんめぐりプロジェクト」開催結果(11.2.26)

 

◆日時:2月26日(土) 午後1時30分~

◆場所:ひとまち交流館京都 3階

◆内容

①講演:「お地蔵さんよもやま話」 都草会員 山本喜康

②報告:「中京区の街角地蔵」 都草理事 吉見誠一郎

③「京のお地蔵さんめぐりプロジェクト」幹事会 

◆参加費:300円

◆参加者:22名

【研究会の開催概要】

「お地蔵さんよもやま話」の講演者はおなじみの山本喜康さん。軽妙洒脱な語り口で、「百万遍の大数珠廻し」、「卍の由来」、「畚降し」、「地蔵関連俳句」などについて話されました。これらのテーマは、いずれも何となく知っているよう思いますが、正確には理解していないことどもです。また一つ賢くなったというのが、参加者の気持ちではないでしょうか。それともう一点。山本さんから貴重な資料をいただきました。それは「京洛百地蔵尊番付」(藤森誠三編)という資料で、京都にある面白い地蔵尊の番付です。番付といいながら、横綱とか大関とかいう等級のないのもお地蔵さんのなせる技でしょうか。

「中京区の街角地蔵」は吉見理事が昨年の11月を中心に中京区のすべての道路を踏査して発見した街角地蔵の概要報告です。それによると中京区の街角には226の地蔵堂があるとのこと。これらの中には、「椿」、「初瑞」、「放光」、「早縁」、「大黒福授」などという名があるとか。

「京のお地蔵さんめぐりプロジェクト」幹事会では、現在制作中の寺町通界わいマップのラフが紹介されました。山本喜康にお願いしていました表紙と地図が参加者に披露されますと、あちらこちらから、素晴らしいという声が上がりました。マップ制作のゴールが見え始めました。次回開催の第14回不思議研究会(4月23日午後1時30分/ひとまち交流館)で披露される予定です。ご期待ください。

(文:吉見誠一郎、写真:小松香織)

(HP運営委員会 吉見誠一郎)

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