京都検定対策委員会 現場検証「お茶の京都博」報告(2017.5.7)
京都検定対策委員会 現場検証「お茶の京都博」報告(2017.5.7)
今を去る5月7日(日)に、なんと、あのお堅い「京都検定対策委員会」有志メンバーが、
「現場を見て体験しよう」と一大決心をして、外へ出かけました。
やはり、一日中部屋に閉じこもって、模擬試験問題の検討ばかりしていると煮詰まってしまいます。
常に新しい視点、これまでの常識にとらわれない切り口は、現場体験を通じて見出されると信じています。
今年度第14回「京都・観光文化検定試験」の公開テーマ問題では、2級で「京都 茶の文化」
となると発表されており、そこを狙ったテーマ設定を行いました。
行程は以下の通りです。
上狛茶問屋街 ―→ 泉橋寺 ―→ 上狛環濠集落(ここは山城国一揆の拠点です) ―→
大井戸 ―→ 西福寺 ―→ 小林家住宅(国重要文化財指定) ―→ 福寿園CHA遊学パーク(茶摘み体験&石臼体験)
皆さん、京都でお茶といえば宇治だと思っているでしょう。
ところが、歴史的にはこの上狛地区がお茶の一大集積地であったのです。
詳細の感想は、わが委員会のマドンナ、碓井会員のレポートをご覧ください。
(京都検定対策委員会 部長 井上 享一)
「2017年度第1回フィールドワーク」を終えて
連休最後の5月7日(日)、西田会員から「ちょっとお出かけしませんか?」とのご提案を受け、
今年4月からスタートした「お茶の京都博」をテーマに上狛方面を散策してきました。
「京都 茶の文化」は、京都検定2級の公開テーマですね。
「上狛茶屋問屋街」では、タイムスリップしたような古い街並みを歩きながらこの地に居住した
狛氏に思いをはせ、行基開創の「泉橋寺」では、国の重要文化財である五輪石塔を発見!
塔といえば、今年の1級の公開テーマですね。
そして、今回の一番のお楽しみは、お茶摘みと石臼体験です。
「福寿園C H A遊学パーク」で、お茶の歴史などの説明を受けた後、いよいよ、お茶摘み体験!
準備された日焼け防止のつばの広い麦わら帽子と籠を背負って、いざ茶園へ。
5月とは思えない眩しい日差しの中、約30分の新茶摘み体験。
お茶の摘み方もただ摘めばよいのではなく、新芽(一芯二葉)を親指と人差し指で折って摘みます。
その後、自分の摘んだお茶を石臼でひく石臼体験!これが思った以上に力が必要で、なかなか粉末にならない。
周囲を見渡すと非常に速いメンバーもおり、途中から皆立ち上がって、一生懸命石臼を回しました。
そのせいか、翌日は筋肉痛でした。
最後は、出来上がったお抹茶でお茶を点て一服です。
残りの碾茶は、お土産として頂けます。福寿園では、てんぷらにして抹茶塩で頂いたのですが、
私は、クックパッドで調べてお好み焼きとスムージーにして頂きました。
お茶とビールのカクテルで楽しまれたメンバーもおられました。
晴天にも恵まれ、お茶の世界を楽しみ、今年の京都検定の公開テーマにも沿った非常に
勉強になった有意義な一日でした。(京都検定対策委員会 碓井啓子)
(広報部&京都検定対策員 岸本 幸子)