★神宮寺本堂
★小浜市指定天然記念物 椎の木 推定樹齢500年
第1回 都草 研修・親睦日帰りバス旅行(11.12.3)
◆日 時:平成23年12月3日(土) 8時15分集合 同30分出発
◆集合場所:京都駅八条口団体バス乗り場
◆参加人数:42名
◆費 用:5000円
◆コース:熊川宿⇒瓜割の滝⇒昼食⇒神宮寺⇒鵜の瀬
★さっ、いよいよ旅のはじまりです
第1回 都草 研修・親睦旅行の報告
~名水と和の旅~
12月3日、42名の参加にて若狭・神宮寺方面へ行ってきました。当日は、前夜の雨もあがり、暖かい気候に恵まれました。観光バスの車窓から、遅れ紅葉や琵琶湖の眺めを楽しみながら一行は湖西路から小浜へ。白鬚神社の鳥居が見えれば、「あれは、両部鳥居と言います・・・」など、ガイドさんタジタジの知識が披露されます。さすが!都草。
ちなみに、この旅行の幹事は都草の知の雄、中江氏。片や、バスや食事場所の手配と添乗員役は、自称都草のお笑い担当の岩澤。この、珍なる組み合わせで進めていきます。
熊川宿を見学の後、中江氏おススメの「瓜割の名水」へ。ここは、名水百選の一つで紅い藻苔類が見られ、神秘的な森の名水に、身も心も清められました。岩走る水のせせらぎを余韻に、一行は昼食会場へ。旅行料金を安く設定するため、一番安いお料理でしたが、焙りたてのカレイは、美味しかったです。この会場へ向かう道中も、バス車内では「遠敷と書いて、おにゅうと読むのは如何に?」「それは、朝鮮語のウオンフーからきている。
遠くにやるという意味だ!」など、○売旅行などではありえない高尚な会話が飛び交います。バスガイドさんも負けじと健闘し、マイクを握りしめて知識を総動員している様子が伺えます。中江氏の博識を拝聴しつつ、いよいよ神宮寺へ到着です。
寺院ながら、どこか神さびた雰囲気を醸しだす境内に、ここにも紅葉が残っていました。
一行は本堂に入り、ご住職のお話を伺います。ご本尊は薬師如来ですが、神仏習合の神宮寺、若狭彦姫神など「神様」もお祀りされており、ここは柏手を打ちます。
ご住職のお話は、神仏習合から始まり延々と続きます。外には、どやどやと次の団体が来て声高に話し順番を待っています。お話が、20分を過ぎたころから外の「がやがや」が心配になってきましたが、全員熱心に拝聴しています。ご住職は、浮世離れどころか仙境に入るが如く、淡々と静かに「偏らない心、よき縁」について説かれます。外の「がやがや」は益々騒がしく、ご住職は更に静かに「お水送り」についてお話されます。ながーいお話の後、柏手を打って参拝し、境内のお水送りの水を汲む井戸を見学、霊水をいただきました。最後は、お水送りの「霊水」を流す鵜の瀬へ。「ここも、パワースポットやなあ」という声も聞かれましたが、神事の地は神聖な霊気が漂い、ここにも名水が。若狭小浜は水うるわしき地であるようです。
帰路は、朽木から大原を抜けて山々の燃え立つような紅葉も眺めました。名水にご縁のあるツアーになりましたが、中江氏の解説に会員の知識欲も満たされ、また和気あいあいの様子は、日頃の交流の賜物、「和・なごみ」を感じた旅となりました。
幹事・先生役の中江さん、有難うございました。事務局の皆さん、お世話様でした。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。次回も、多数のご参加お待ちしています!
(記事:都草会員 岩澤ますみ)
★熊川宿で
★鯖街道 熊川宿 小浜へ4里
★可愛らしい♪
★名水百選 「瓜割の滝」
★珍しい紅藻類が生育!
★無数の星
★会員さんに「美味しい!」と評判でした
★旅において お食事は重要です
★3/2 お水送り 神宮寺大護摩法要が奉修されます 境内に設けられた大護摩壇
★お水送りの水を汲む井戸 (大村隆清副理事長 撮影)
★鵜の瀬 中江好喜理事からの説明
★良弁和尚生誕の地
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★奈良交通バス
★大変お世話になりました♪
★運転手の中矢さん ★バスガイドの小島さん
★岩澤ますみ会員と中江好喜理事 素晴しいお二人のご尽力のお蔭です! 都草ならではの
‘極上の旅’となりました ありがとうございました! 感謝!(拍手)
(事務局 小松香織)