第17回都草通常総会を開催(2023.05.29)
第17回都草通常総会を開催(2023.05.29)
5月29日(月)、特定非営利活動法人 京都観光文化を考える会・都草の第17 回通常総会が、上京区の京都府庁旧本館旧議場で開かれました。都草の総会が旧議場で開催されるのは、令和元年以来、4年ぶりです。
総会に先立ち京都市歴史資料館長、京都産業大学名誉教授で都草顧問の井上満郎先生にご挨拶していただきました。
続いて総会の議事に移り、岸本幸子理事の司会のもと、まず議長に豊田博一理事が選出されました。
保科秀行理事から、総会の出席者数は委任状を含め277名と会員総数の半数を超えているとの報告があり、豊田議長から総会の成立が宣言されました。
今回の通常総会での議案は下記5件で、全て賛成多数で原案通り議決、承認されました。
第1号議案 令和4年度事業報告
第2号議案 令和4年度活動決算
第3号議案 役員の選任に関する件
第4号議案 令和5年度事業計画(案)
第5号議案 令和5年度活動予算(案)
第1号議案の令和4年度事業報告では小松香織理事長から、コロナ感染拡大が続き厳しい状況であったが、会員の安全性を最優先に考えながら、前向きに事業を展開してきた。また、活動全般のデジタル化を可能な限り推し進め、活動の合理化・効率化がより一層向上した、との報告がありました。
第2号議案の令和4年度活動決算の報告では藤井久美子事務局長から、活動計算書、貸借対照表及び財産目録の説明があり、コロナ禍でも事業を継続することにより黒字を維持することができた、と報告されました。
これら2件の報告について源忠監事から、いずれも適正かつ正確であったことが報告されました。
質疑では、活動計算書の様式、役員報酬の対象者、繰越金の活用方法などについて質問があり、官公庁から示された様式であること、役員報酬の対象者は理事長、副理事長、専務理事の5名、繰越金の活用方法は以前から理事会で検討しているが、公平性の担保、手続き上の煩雑さの問題がありさらに検討を続けたい、との答弁がありました。
第3号議案の審議に先立ち熊谷喜輝副理事長から、今回の通常総会で松枝しげ美福理事長、西野嘉一理事、芦田喜雄理事、須田清司理事、高橋明俊監事が退任されることが報告され、それぞれ退任の挨拶がありました。
引き続き新任の理事候補として水本博会員、相場まり子会員、水谷美智子会員、八木澤哲雄会員の4名、監事候補で西野嘉一会員の紹介がありました。
役員選任の議決後、新任の西野嘉一監事、水本博理事、相場まり子理事、水谷美智子理事、八木澤哲雄理事から就任の挨拶がありました。
第4号議案の令和5年度事業計画(案)では小松理事長から、観光者数は徐々に回復してきており、受託事業は今後増加することが予測される。都草としてはできるだけ多くの会員の参加を促す一方、責任のもてる体制と内容を維持することを基本とする。また、デジタル部門のハード面ソフト面をともに充実させたい、との説明がありました。
第5号議案の令和5年度活動予算(案)では須田信夫副理事長から、事業収入では、新たに京都検定試験の直前演習を実施すること、一部のガイド業務が終了したが、新規にオンライン講座が始まった、との説明がありました。支出では、YouTube動画の撮影用にビデオカメラを購入する、との説明がありました。
最後に熊谷喜輝副理事長が令和5年度組織体制の説明を行い、通常総会を終了しました。
尚、総会後に開かれた理事会で、退任した松枝しげ美副理事長の後任に岸本幸子理事が副理事長に選任されました。(副理事長 須田信夫)
(広報 須田信夫)
(写真 岡本正二、八木澤哲雄、西野嘉一、須田信夫)