京都の民俗文化「京都の剣鉾」講演・見学会~都草会員も受講~(11.1.23)
※一乗寺八大神社剣鉾保存会による実演~八大神社にて~
★剣鉾の鈴(りん)を8の字形に揺らすための鉾の差し方(歩き方)実演 、胴に巻く「差袋」が面白い!
★剣先を揺らしながら長い棹を立て踏み出す。鍛錬の賜物 さすがです!
★西陣の職人の手になる「吹散(ふきちり)」をつけて。 鈴(りん)の清雅な音色にうっとり、心地よい残響。
京都の民俗文化「京都の剣鉾」講演・見学会~都草会員も受講~(11.1.23)
昨年に引き続き、京都市,京都の民俗文化総合活性化プロジェクト実行委員会主催による~京都の民俗文化「京都の剣鉾」講演・見学会~が開催されました。ここ10年くらい、剣鉾への関心が高まってきているというお話でした。現在見られる鉾は、鉾棹に金属性の剣と飾、額そして鈴をつけた形状のもので、一般に剣鉾といわれ、室町期にほぼ基本形がかたまったと考えられているそうです。また、祭礼の神輿渡御の先導に鉾が出されるのは、京都独自の祭礼習俗だそうで、大変興味深く聴きました。昨年暮に申込みを済ませた都草会員の方々が多数参加しました。
※実施内容
◆日 時:1月23日(日) 午後1時~4時
◆場 所:京都造形芸術大学 NA102教室(人間館本部棟)、八大神社
◆講 演: ・ 「京都の剣鉾行事の諸相」
出雲路敬直先生 (下御霊神社 宮司)
・ 「一乗寺八大神社について」
末松剛先生 (京都造形芸術大学准教授)
◆見 学:八大神社境内
・ 「剣鉾の展示と剣鉾差しの実演」
一乗寺八大神社剣鉾保存会
※一乗寺八大神社の剣鉾差し……京都市登録無形民俗文化財 (H2.4登録)
★亀田正昭 都草会員も「鉾差し」に挑戦しました!
★手のひらに箒を逆さに乗せる要領でと簡単におっしゃいますが……。
(事務局 小松香織)