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活動内容

第40回 文化交流部会「閑臥庵で普茶料理を味わう会」(2024.8.2)

2024.08.03

第40回 文化交流部会「閑臥庵で普茶料理を味わう会」(2024.8.2)

 

日にち:8月2日(金)

参加人数:32名。

場所:閑臥庵(烏丸鞍馬口)

 

文化交流部会の催しとしては久しぶりの大人数でした。特に女性がとても多かったです。

閑臥庵は、山号を端芝山という黄檗宗の禅寺です。もともとは後水尾法皇の実弟である梶井常修院の宮邸でしたが、江戸時代前期に後水尾法皇が夢枕に立った父後陽成天皇のご託宣を受け、貴船の奥の院から鎮宅霊符神を勧請して、宇治の萬福寺管長、千呆禅師を招いて開山したお寺です。
 

閑臥庵山門

 
普茶料理は、萬福寺を開山した隠元禅師が中国から伝えた中国式精進料理です。基本的に一つの長方形の座卓を4人で囲み、一品ずつの大皿料理を分け合って食べるという様式です。日本では1人1膳が基本です。魚肉といった動物性食物を使わないという点は日本式と共通しています。薬膳料理にもつながるものであり、特に昨今の高温による夏バテにもぴったりな料理といえます。

この日は朝から熱中症警戒アラートも出ており、暑い一日でした。しかし全員時間どおり集まり、予定より早く始めることができました。

まずは寺の方から本堂の説明を受け、そのあと約1時間半にわたり、夏の庭を眺めながら会食しました。
 

本堂でお寺の説明していただきました

 

説明を聞く参加者

 

話もはずんで楽しい時間を過ごすことができました。次から次へと料理も手際よく運ばれ、味付けもちょうどよく、おいしくいただきした。量も適当で、ほどよくお腹を満たせるものでした。
 

筝羹(しゅんかん 季節野菜の煮合わせ)

 

揚油(やんうー 揚げ物)

 

談笑する参加者

 

談笑する参加者

 

談笑する参加者

 

 
食事が終わってから、本堂の前で全員の記念写真を撮りました。
 

本堂前で記念撮影

 

最後まで参加者全員が楽しそうな、よい催しになりました。(理事 植山政雄) 

(広報 須田信夫)
(写真 須田信夫)