第37回文化交流部会「太秦の撮影所を俳優さんと探索」(2023.6.3)
第37回文化交流部会「太秦の撮影所を俳優さんと探索」(2023.6.3)
日時:6月3日(土)13時~15時
場所:東映太秦映画村
参加者:25名
前日の大雨がうそのようなさわやかな好天の下、6月3日(土)に第37回文化交流部会が東映太秦映画村で開催されました。「太秦の撮影所を俳優さんと探索」というテーマで、25名の会員が集いました。
文化交流部会担当の相場まり子理事の挨拶、太秦周辺に詳しい文化交流部会の西田民子会員の説明を聞いた後に映画村に入場しました。
そこに待っていたのが現役俳優の平井力さんです。新選組の沖田総司の姿で私たちを迎えてくださいました。
まずは平井さんの案内で映画村を通り抜け、隣接する東映太秦撮影所を見学しました。
東映太秦撮影所は、現在もテレビドラマや時代劇の撮影で使用されており、ふだんは足を踏み入れることができませんが、今回は特別に見学させていただきました。
昨年放映されたNHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の撮影セットが組まれたスタジオや、『科捜研の女』、『遺留捜査』の容疑者取調室のセット、『大岡越前』、『遠山の金さん』によく登場するお白洲のセット等を見学、撮影の裏話などを伺いました。
役者さんの控室がある4階建の俳優会館にはエレベーターがなく、一流の役者さんは2階の階段近くに控室が割り当てられるなど、興味深いお話を聞くこともできました。
平井さんの説明はとても分かりやすく、現役の俳優さんならではの面白いお話に、参加者一同ついつい引き込まれていきました。
(お断り:東映太秦撮影所の中は撮影禁止のため画像はありません。)
撮影所の案内終了後、平井さんと参加会員がそれぞれ一緒に記念撮影をして盛り上がりました。
撮影所を見学した後は映画村に戻り、映画村を散策したり、ソフトクリームを食べたり自由に楽しんで、三々五々解散しました。
映画村は京都観光の定番スポットですが、逆に京都やその近隣在住の人にとってはあまり足を踏み入れない場所かもしれません。身近なスポットの素晴らしさを再認識した一日になりました。(会員 伊藤一彦)
(広報 須田信夫)
(写真 須田信夫)