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活動内容

第27回文化交流部会 京の春の風物詩「はねず踊り」に参加して(2019.3.31)

2019.04.07

第27回文化交流部会 京の春の風物詩「はねず踊り」に参加して(2019.3.31)

 

日時:平成31年3月31日(日) 10時~14時30分

参加者:27名

場所:隨心院(京都市山科区小野御霊町)

食事:京料理 魚善(京都市山科区勧修寺平田町)

 
前日から降り続いていた冷たい雨も止み、楽しみにしていた「はねず踊り」を見物することができました。

「はねず踊り」は昔この地に住んでいた小野小町を慕った深草少将が、百夜通いをした伝説を歌と踊りにしたもの。小町と深草少将に扮した地域の小学生による可憐な踊りでスタートしました。

 

地域の小学生による可憐なはねず踊り

はねず踊り

 

続いて「今様」の舞があり、京都瓜生山舞子連中による石見神楽「頼政」が披露されました。

 

今様

 

頼政の鵺退治

 

頼政の鵺退治

その後、境内の梅園を散策し、随心院のご本尊如意輪観世音菩薩坐像をはじめ、快慶作金剛薩埵坐像や卒塔婆小町座像を拝観しました。
 

 

次に昼食会場の京料理魚善さんで松花堂弁当と、この日のために用意された「はねず餅」(山科わかさ屋)をいただきました。

 

京料理魚善で松花堂弁当をいただきました

ビールを飲みながら話も弾みます

松花堂弁当

この日のために用意していただいたはねず餅

随心院から魚善さんへの道すがら見つけたカヤのご神木は、小野小町が深草少将の供養のために99個のカヤの実を小野の里に蒔いたと伝わる何代目かのカヤの木ということでした。今も百夜通いの伝説とともに語り継がれ山科区民誇りの木として大切にされているそうです。

花冷えの一日でしたが、山科の文化にふれ、心穏やかなひと時を過ごすことが出来ました。

お世話頂いた皆様、ありがとうございました。

(会員 西田民子)

 

(広報部 須田信夫)

(写真 小松香織)