第24回文化交流部「真田紐ストラップ作り体験」(2018.06.30)
2018.07.19
第24回文化交流部「真田紐ストラップ作り体験」(2018.06.30)
第24回文化交流部「真田紐ストラップ作り体験」が真田紐師「江南」で6月30日に行われました。
始めに藤井理事よりご挨拶と和田氏のご紹介がありました。
真田紐師「江南」15代 和田伊三男氏より真田紐について詳しく、組紐との違いや歴史などの説明があり、2016年1月から放映されたNHK大河ドラマ「真田丸」の監修に関わった時のドラマの画面を見ながら、撮影するまでの準備や、指導するご苦労があった事、撮影の裏話も含めて、話していただきました。
説明の後半、目の前で、切りかかってくる刀を鞘に付いている真田紐で、一瞬に受け止めたときのシーンは圧巻で、真田紐のあまりの強さに参加者全員が驚き、歓声が上がりました。真田紐を次の時代につなげていくために、伝えていく、技や決まり事などを考えておられる、穏やかな中にも熱い思いを持った方でした。
桐箱の紐を結ぶ方法を実際に真田紐に触れて体験し、その後ストラップづくりに挑戦しました。
お話の前に代表して2人の方が機織り体験をして、着物や帯と違って、大変長いので、集中力を必要とする仕事だと実感された様子でした。
その日は、各神社で夏越の祓いが行われる暑い日でしたが、16名の参加者それぞれ、お好みの色、柄を選び、ストラップ作りを楽しみ、ご自慢のストラップをお供に解散となりました。
(文化交流部会 須山里己)
(広報部 岸本 幸子)