第13回 文化交流会 「わたしのお宝&ハートもドキドキgetできるかな!?」(15.3.4)
第13回 文化交流会 「わたしのお宝&ハートもドキドキgetできるかな!?」(15.3.4)
◆日時:平成27年3月4日(水)
◆場所:ひとまち交流館 2階和室
◆参加者:34名
◆出品者:10名(お宝)・4名(お譲り)
会場は、桃の節句にふさわしく、お雛様の掛け軸と人形が飾られ雰囲気を盛り上げました。
第13回 文化交流会実施報告
去る3月4日(水)、ひとまち交流会館 京都、2階和室で開催された。参加者は34名。
お宝展示者は、10名。お譲り提出者4名で、朝10時から午後4時までの時を会員交流の場として、辻様(船はし屋)の寺町の駄菓子屋の昔懐かしい品と、お雛祭りのお干菓子と有平糖を頂き、大いに盛り上がった交流会であった。
提出された品物は、1)親族等が保有されていたもの……漆器類、古時計等。2)個人の趣味、勉強の為に購入されたもの……古地図、朱印帳、水晶等、特に、山本さんのお宝の京の古地図は、圧巻で、多くの参加者が注目され、また、ご朱印ガールがおられ、今流行りのやり方の説明を受け、驚いた。朱印を集めるのでなく、朱印帳を集めるガールがおられるとのこと。摩訶不思議。
床の間に、ひな人形が飾られ、別の床の間には、ひな人形のお軸が、掛けられていたが、男雛が向かって右が京風云々。議論有り。ひな人形の男雛は、向かって右。軸の男雛は、向かって左前であったので。会員の皆さんどちらが正しいとお思いでしょうか?(京都御所の紫宸殿にある、高御座の位置は、向かって右でしょうか)
この交流会は、会員の親睦と交流を通じて、文化、芸術等に親しみを持つこと、及びそれらの勉強、研究の切っ掛けをつくる事などを目的としており、今後もより多くの会員の出席を願いします。
(文化交流部会 木村 哲夫)
小松理事の開会のあいさつ
オープニングは木村会員による 謡「嵐山」冒頭
そのあと、出品者による作品の思い入れやエピソードが披露されました。
池田会員:京都の製造会社が作った時計
熊谷会員:昭和4年発行の日本地図帳
阪東会員:慶応2年に製作された寄木造りの八寸吸い物膳
新井会員:お母さんの実家「森枡楼」の漆器類
田村会員:摩訶不思議な水晶
鹿田会員:本人もよく判らないという宝船の置物
木村会員:お稽古に使われている、観世流見台と扇子
藤川会員:運べる分だけ持参された朱印帳の数々
一井会員:家宝の広蓋は写真参加、立派なふくさ
山本会員:江戸期の木版大絵図
第13回 文化交流会「わたしのお宝 & ハートもドキドキ get できるかな!?」に参加して
当イベント企画への参加のお誘いを受け、当家に伝わる慶応二年製作物を出品する機会をいただきました。普段は研究発表会と古文書講座への参加を通じて都草のイベントを楽しませていただいていますが、メインである歴史探訪会や美化活動には、兵庫県在住のこともあり、参加できておりません。その意味で、今回の参加は貴重な経験でした。と申しますのも、多くの印象的な出品物とともに、出品された方々といろいろなお話しする機会に恵まれたからです(初めての方が多かった)。これは、幹事殿が、開会宣言に当たって力説された点でもあり、その意味では見事に乗せていただいたことに感謝するところです。
(会員 阪東 浩二)
そしてあとは、皆さんそれぞれお宝鑑賞と歓談にお茶けとお菓子で一日中花咲きました。
お譲りコーナーも申込のハートのシールで満開でした。
(写真撮影:小松香織理事・熊谷喜輝理事)
事務局:熊谷喜輝