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活動内容

第46回文化交流部会「龍岸寺のドローン仏体験と京都鉄道博物館見学」(2026.10.26)

2026.11.04

第46回文化交流部会「龍岸寺のドローン仏体験と京都鉄道博物館見学」

日時: 10月26日(月)

参加人数: 28名

前日からの台風接近に伴い天候が心配されましたが、当日は雨の中、午前10時に下京区の龍岸寺本堂へ28名が無事に集合いたしました。

 

龍岸寺

今回は、ドローンに乗せた仏像が飛翔する「ドローン来迎」で話題の同寺で、池口龍法住職よりお話を伺いました。

浄土宗三哲山龍岸寺は、元和2年(1616年)に僧三哲によって開基されました。三哲は徳川家康に仕えた囲碁棋士安井算哲としても知られています。また、その長男である晴海は後に天文学者として大成した渋川春海であり、若くして暦学を修めた後に日本初の国産暦である大和暦を作り上げた人物です。

講話では、まず本尊の阿弥陀如来坐像について紹介があり、浄土の教えや開創期の歴史についてわかりやすく解説していただきました。

 

池口龍法住職のお話し

現在の住職は24代目で、寺へ親しみを持っていただくための工夫として、阿弥陀如来や二十五菩薩などの仏像を小型ドローンに搭載、本堂内で飛行させて「極楽来迎」を現代的に表現する試みをプロデュースされています。

 

ドローン菩薩の説明をする住職

住職の読経が始まると、可憐な仏像を載せたドローンが本堂の空間を静かに舞い、目の前にまで飛来する幻想的な光景に、参加者からは大きな歓声と驚きの声があがりました。現代のテクノロジーとアイデアを用いて仏教の世界観を伝える試みに触れるとともに、カプセルトイ(ガチャガチャ)で授与されるユニークな仏様グッズにも感心させられました。

 

飛行するドローン菩薩

 

ドローン菩薩の映像はこちらからご覧いただけます

 

午後は京都鉄道博物館へ移動し、それぞれ館内でのランチを済ませた後、ガイドツアーに参加いたしました。同館は、近代日本の鉄道の歩みを実物車両や貴重な資料を通して体感できる国内最大級の鉄道ミュージアムです。歴史的価値の高い蒸気機関車から高度経済成長期を支えた特急車両、新幹線に至るまで多数の車両が保存・展示されています。

 

鉄道博物館で記念撮影

3班に分かれ、元鉄道マンのガイド氏による実体験を交えた情熱的な解説に耳を傾けました。客車や昭和の寝台電車、初期の新幹線など日本の近代化を物語る実物車両の数々をはじめ、本物の線路や信号機を用いた安全運行システムの体験型展示に触れる中で、参加者それぞれが鉄道の歴史とともに自身の歩んできた時代を振り返る機会となりました。

 

説明するガイド

説明するガイド

敷地内の扇形車庫には日本を代表する蒸気機関車が壮観に並び、構内を走る「SLスチーム号」からは力強いドラフト音と煙が立ち込め、その迫力を間近で体感いたしました。

単なる乗り物としての魅力にとどまらず、「いかにして安全にダイヤを維持するか」「当時の技術者がいかなる課題を克服してきたか」という技術的、組織的な背景に目を向けることで、社会インフラとしての鉄道の深さに改めて気づかされるものがありました。歴史、近代建築、産業遺産、そして日本の近代化プロセスに関心を持つ参加者にとって、大いに知的好奇心を刺激される有意義な見学となりました。(会員 西條貴子)