第212回 美化活動~上御霊神社~ (令和4年11月22日)
第212回 美化活動~上御霊神社~ (令和4年11月22日)
日 時:令和4年11月22日(火) 午前10時~
場 所 : 上御霊神社(上京区上御霊前通烏丸東入上御霊竪町)
参加人数:41名
今回は上御霊神社で美化活動を行いました。
上御霊神社の境内はかつて御霊杜と呼ばれ、応仁の乱の発端の地となった所として知られ、
また、本殿は、内裏賢所御殿を下賜されたもので貴重です。
秋晴れのもとで美化活動を実施することができました。コロナ対策としてマスクを着用
(はずす場合は距離をとる)しての活動となりました。
活動前に絵馬所で事前説明がありました。
神明神社の横と福寿稲荷神社の周辺を中心に、神社周辺道路および境内一帯の落葉を掃
いたり、回収したりする作業を1時間ほど行いました。
参加された皆様のおかげで、作業の成果は30ℓ用ゴミ袋45袋となりました。
美化活動終了後、絵馬所で小村権禰宜様より神社の由緒、祭祀、御霊合戦旧石碑などに
ついてお話をしていただきました。
御霊神社(上御霊神社)は平安遷都の際に桓武天皇の勅願により、平安京の守り神として
当時最強の御霊(怨霊)として恐れられた早良親王(崇道天皇)をお祀りしたのが始まりで
、その後も政争に巻き込まれて非業の死を遂げた人の御霊が合祀され(八所御霊)、その後、
御霊信仰の高まりとともに広く信仰を集めました。
現在も毎年5月には、1000年以上の伝統がある御霊祭が執り行われます。
御霊合戦旧石碑は応仁の乱勃発550年を記念して2017年に設置されました。石碑の文字は
応仁の乱で東軍の総大将・細川勝元の子孫で元首相の細川護煕氏によるもの。
(次回美化活動のお知らせ)
12月7日(水)午前10時から、若宮八幡宮社(東山区五条橋東5丁目480)で美化活動を行います。
多数の皆様の御参加をお待ちしております。ただし、雨天の場合(NHK天気予報午前7時現在
、京都府南部降水確率70%以上の場合)は、翌日8日(木)に延期します。
報告者 写真撮影:北野 賢治
(広報部 松井浩治)