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活動内容

211回美化活動~落柿舎~(R04.11.07)

2022.11.09

211回美化活動~落柿舎~(R04.11.07)

庵と柿

日  時:令和4年11月07日(月)

場  所:落柿舎(京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20)

参加人員:32名

 

 当日は、爽やかな日差しが射す美化活動には絶好の日となりました。

開始あいさつ

この落柿舎は、都草の会員である櫻井博氏が長年管理されていますが、全く手入れがなされていなかったため、徐々にではありますが庭を作り変えておられます。

松尾芭蕉の弟子である向井去来の庵であることから、乱雑に植生していた草花・樹木から俳句に関係のある季節の草花・樹木に植え替え、俳諧の庭として整備されています。

前景

そのため、今回の美化活動は、櫻井氏の助言を得ながら庭整備のお手伝いをすることとしました。

庵周辺を始めとし、庭内の落ち葉清掃のほか、櫻井氏が目指しておられる「二尊院方面への道を行き来される観光客から落柿舎の庭の草花が見えるようにするため、瓦礫の撤去や不必要な草木の除去する庭の手入れ」を行いました。

清掃風景(庭掃除)

清掃風景(藤棚横)

清掃風景(落柿舎前)

撤去した石

その際、不要となり除去した「ボサ菊」、「野紺菊」、「万両」などは、希望者がお持ち帰りさせていただきました。

終了後は、櫻井氏が整備されている庭において、俳句と草木について簡単な説明頂きました。

庭園内植物の説明

中でも、ヒオウギの実は黒く「ぬばたま」とよばれ、平安のころから「夜」や「黒」を現す季語として詠われていることなどの説明が印象に残りました。

ぬばたまの実

集合写真

(次回美化活動のお知らせ)

11月22日(火)午前10時から、御霊神社(上御霊神社)で美化活動を行います。なお、雨天の場合(NHK天気予報午前7時現在、京都府南部の降水確率70%以上の場合)は、25日(金)に延期します。

                 報告者  :伊藤 義男
                 写真撮影 :八木澤 哲雄
                     (広報部 松井浩治)