活動内容

第25回都草美化活動~淨福寺~(11.1.19)

 

   584-浄福寺小.JPG

   ★淨福寺 本堂

589-浄福寺雪と楓.JPG 588-浄福寺山茶花.JPG  

★方丈の庭にはまだ雪が…。

 

第25回都草美化活動~淨福寺~(11.1.19)

◆日 時:1月19日(水)午前10時集合

◆場 所:淨福寺(京都市上京区淨福寺通一条上る)

◆参加人数:19名(女性7名 男性12名)

 

       585-浄福寺清掃A.JPG

 

       586-浄福寺清掃B.JPG

       ★ごみ袋100袋!!

 本堂の西側の庭を中心に落葉の掃除を行いました。
30Lのごみ袋約100袋ちかくの落葉の収集ができました。最初は落葉の多さに全部かたづくかなあと心配していましたが、案ずるよりは産むが易しで大方の落葉が皆様の努力のお陰で無くなりました。ご苦労さんでした。
1時間の掃除の後、お茶とお菓子の接待を受け、菅原好規住職のお話を本堂で伺いました。
寺は延暦年間に天台宗の寺として御所の鬼門除けのため建立され、当時は京都二十五大寺の一つに数えられていました。室町時代末期の大永5年(1525年)後柏原天皇から念仏三昧堂の勅号を賜わって浄土宗を兼ねるようになり、その後何度か移転を繰り返し、元和元年(1615年)に現在の場所に定まったようです。天明8年(1788年)天明の大火が起こり火は淨福寺に迫りましたが、鞍馬から舞い降りた天狗が赤門の上で巨大なうちわをあおいで火を消した話。慶応3年(1867年)薩摩藩藩士が本堂、客間等で宿泊し、刀傷が柱に残っている話。本堂は享保18年の造営で、当時8代将軍吉宗によって奥行が3間に制限され礼堂と仏殿を会いの間で接続した複合建築の話(住職によると日本で最初の建築基準違反の建物である)。釈迦涅槃図の絵解きの話(猫が描かれているのは珍しい)。いつもは入れない方丈にも案内してもらいました。ここでは土佐光信筆淨福寺本十王図(本物は※博物館)天井には鳴き龍。岸駒の襖絵等を見学して解散しました。
 
※現在、東京国立博物館に寄託、H23.3より京都国立博物館に寄託
 
                                        (記事:美化活動部長 鹿田晴彦)
 

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         ★ご住職による釈迦涅槃図の絵解き 聴き入る会員の皆さん

            582-浄福寺赤門.JPG

                    ★赤門(東門) 

 

(事務局 小松香織)

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