第101回美化活動~法然院~(15.3.9)
2015.03.14
第101回美化活動~法然院~(H27.3.9)
日 時:平成27年3月9日(月)
場 所:善気山法然院萬無教寺(左京区鹿ケ谷御所ノ段町)
参加人員:35名
法然院山門
方丈庭園内の善気水
生憎の冷たい雨模様ではありましたが、多くの会員が参加され墓地の駐車場で草むしりを主に清掃活動を行いました。
座り込む姿勢での作業に、中には腰が痛くなった方もいらっしゃったのでは無いかと思いますが、お彼岸を前にしたこの時期、法然院さんも大変喜んで下さり、都草としても大変有意義な日となりました。
伊藤副部長による事前説明
以下、駐車場清掃風景
清掃のあと、本堂の阿弥陀如来座像の前で、梶田真章貫主から次のような仏教の教などについてお話をいただきました。
① 法然院の歴史
② 他力本願とは仏教言葉で阿弥陀如来にすがって成仏することを言う
③ 浄土宗も浄土真宗、教義は同じで、自分の愚かさ、バカさを認め他力本願を広める宗教である
④ 現代の日本人は、良く宗教に寛容だと言われるが、そうではなく宗教への無関心からきているもので、最近では、祖先を敬う先祖教と言える宗教観を持っている人が多い
⑤ 法然院では本尊の阿弥陀如来座像の須弥壇前に椿などの季節の花が25輪並べられているのは、25菩薩を表している
貫主さんの法話の後、本堂の仏像を含め通常は非公開である桃山時代の狩野光信(永徳の子)や堂本印象の襖絵のある方丈と方丈庭園を見せていただきました。
本堂での梶田貫主の法話
(次回の美化活動のお知らせ)
3月26日(木)午前10時から、琳派(本阿弥光悦)ゆかりの本法寺で美化活動を行います。多数の参加をお願いします。
(報告者:伊藤 義男・写真撮影:奥本 徹夫)
事務局:熊谷喜輝