activity

活動内容

第242回美化活動~下御霊神社~(R06.11.05)

2024.11.07

第242回美化活動~下御霊神社~(R06.11.05)

 

鳥居と正門

日      時:令和6年11月5日(火)午前10時~11時30分

場      所:京都市中京区寺町通丸太町下ル下御霊前町

参加人数:34名

 

今回は下御霊神社で美化活動をさせていただきました。天候にめぐまれ、日なたではまだ暑さを感じる気候でしたが、概ね気持ちよく清掃をすることができました。

 

拝殿

定刻の午前10時に拝殿前のテント内に集まり、担当者より境内の落葉集めと雑草とりを40分程度で行うこと、各自小さい袋やちり取りに落葉やゴミを入れて、それを大きな袋に集めて所定の保管場所に置くことが説明されました。

清掃内容の説明1

清掃内容の説明2

境内は広くはなく、落葉やゴミも多くはなかったのですが、砂利の上の落葉は、竹ぼうきで掃くのは難しく、手で拾って集める作業を行いました。

作業風景1

作業風景2

作業風景3

作業風景4

その他に、境内の塀際や木立そばの雑草取り、神社東側の境外、新烏丸通に面した塀沿いの雑草取りを行いました。各自が集めた落葉と雑草を70L袋に集めるとほぼいっぱいになりました。砂利の上の落葉はかなり少なくなっており、手作業でもきれいにできることを実感しました。

集められたゴミ

掃除終了後、拝殿前に集まり、宮司さんから下御霊神社の歴史など興味深い話をお聞きしました。詳細はわからないが、下出雲寺の鎮守社として創建されたとも言われています。

神社の歴史を説明する宮司さん

また、上御霊神社と下御霊神社は別々にあったようで、上御霊神社は元の場所にそのまま残り、下御霊神社は何度か移動し、豊臣秀吉の都市整備により現在の場所に移動してきました。最古の御霊会が863年に神泉苑で行われ、その時に祀られた御霊六座(早良親王など)にニ座加わった八座が下御霊神社本殿の御祭神となっています。

宮司さんの話を聞く参加者

江戸時代中頃の第112代霊元天皇(法皇)は、下御霊神社に祀るようにとの遺言により、相殿の御祭神になっています。

現在、境内に「御霊水」が湧き出ていますが、江戸時代に湧き出ていて涸れてしまっていた「感応水」と同じ地下水脈からのもので、数十年前に数メートル掘って出るようになったそうです。

御霊水

 

(次回美化活動のお知らせ)令和6年11月20日(水)午前10時から法輪寺(嵐山)で美化活動を行います。なお、雨天の場合(降水確率70%以上)は翌日11月21日(木)に延期となります。多くの方の参加をお待ちしております。

写真撮影・報告者 山下 悟                                                       (広報部 松井浩治)