活動内容

第219回美化活動~毘沙門堂~(R5.04.18)

第219回美化活動~毘沙門堂~(R5.04.18)

 

日時:令和5年4月18日(火)午前10時~
場所:毘沙門堂(京都市山科区安朱稲荷山町18)
参加人数:36名

 

今回は、毘沙門堂で美化活動を行いました。

毘沙門堂の創建は703年と古く、最初は現在の御所の北側にあり、出雲寺と呼ばれていました。山科に移転したのは1665年で、天台宗京都五箇室門跡の一つになっています。本尊の毘沙門天は、比叡山延暦寺の本尊である薬師如来を作った際の余材をもとに最澄が刻んだと伝えられています。

美化活動は、5つの少人数グループに分かれ、勅使門前、本殿や高台弁財天の周囲等の清掃を行いました。

作業①
作業②
作業③
本殿内にてお話し

 美化活動の後、本殿に入り、長年勤められ歴史に詳しい石田潔さんの話しを聞き、堂内を案内していただきました。霊殿ではどこから見ても目が合う天井龍図に感心し、宸殿では襖絵が見る位置によって絵が変化する江戸時代のトリックアートを楽しみました。とりあわずの間の襖絵も、梅に山鳥(本来は鶯)、竹にヒヨドリ(本来は雀)が描かれており、「取り合わず」を「鳥が合わない」とかけているのも面白かったです。

 枝垂桜と紅葉で有名な毘沙門堂ですが、青もみじはもちろん藤、ツツジも美しく印象的でした。執事長の青木円学さんは花を増やし1年中楽しめる寺にしたいとおっしゃっていましたが、パンフレットには回遊式庭園の晩翠苑の草木が紹介されていましたし、ドウダンツツジも枝垂桜の下の蓮華も楽しめました。

ツツジ
蓮華
高台弁財天とドウダンツツジ

【次回美化活動のお知らせ】

令和5年5月10日(水)午前10時から真如堂(真正極楽寺)で美化活動を行います。なお、雨天の場合(降水確率70%以上)は翌日5月11日(木)に延期になります。多くの方の参加をお待ちしています。

               報告者 :山田 旨人
               写真撮影:山田 旨人
               (広報部 松井浩治)

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