活動内容

わくわく俱楽部 祇園祭研究会活動報告(7)(18.10.19)

わくわく俱楽部 祇園祭研究会活動報告(7)

日時:平成30年10月19日(金) 13:30~15:30
場所:府庁パートナーシップ会議室
参加者:15名

今回は、元橋弁慶山保存会理事長(現在は相談役)那須明夫様をお招き致しました。

橋弁慶山保存会相談役 那須明夫様
橋弁慶山保存会相談役 那須明夫様

1.明倫小学校と明倫学区
2.橋弁慶町
3.橋弁慶山保存会 人と財源
4.橋弁慶山お祭りの日程
5.橋弁慶山の特徴
6.橋弁慶山 今後の課題
7.質疑応答
この流れに沿ってお話いただき、印象に残った話を数点あげてみますと、
・8月15日の終戦が1週間遅ければ、建物疎開によって橋弁慶山町の南側の住居が取壊しになるところだった。
・弁慶・牛若丸の2体のご神体の着付けは、町内の人達によって行う。
 それぞれ代々の家ごとに担当が決められ引き継がれている。だから、弁慶担当の家の人は、牛若丸については、全く知らず分からないという。
・巡行当日の朝に、巡行に参加する町衆は町会所に集まり記念写真を撮る。そして、一旦家に戻り、山が町内を巡り自分の家に来た段階で参加していくという。その時には家族全員が外に出てきちんと見送りするのだという。
・祭りが終わると、新たに行司役が2名選ばれ一年間祭りを仕切るという。これは大変な任務で緊張し通しの1年になるという。
などなど、知らない事ばかりで興味深い内容でした。

又、橋弁慶山では大工方との関係を大事にしており、これも祭りを続けていく上で大切な事だとお話されました。
那須様の子供の頃は、橋弁慶山をジャングルジムのような感覚で遊び、その時の足の裏の感触がいまだに残っているそうで、まさに、山鉾町で育った町衆であられるのだなと感じ、祭りへの愛着が、私共とは全く異なるのでしょう。
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その後は、恒例の「山鉾に描かれた動物たちを探そう」のテーマにて、田村さんより函谷鉾・占出山についての発表がありました。

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(報告:植村多賀子会員)
(写真:熊谷喜輝)
(広報部:熊谷喜輝)

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