旧議場土曜講座9月は「寛永行幸から読み解く京都の品位と教養」(2026.9.19)
旧議場土曜講座9月は「寛永行幸から読み解く京都の品位と教養」(2026.9.19)
今年度2回目の旧議場土曜講座、テーマは「寛永行幸から読み解く京都の品位と教養」
講師は村上節子会員が務めました。

◎都草との出逢いに感謝を込めて
初めまして。私は京都市東山区に住んでおります村上です。
今年、後期高齢者の仲間入りを致しました。
還暦(六十年で再び生まれた年に還る)を迎えました時は、宴を開いたくらい自分を振り返りました。何と、この年まで生き生きさせて頂いている事に気付いたのです。
何故なら、二歳上の実姉は私が三十三歳の時乳癌で、さらに、息子も二十七歳で私の目の前から隠れてしまったのです。
ですから命の尊さを感謝せずにはおれなかったのです。
六十歳前後に二度目の大学卒業、神職の資格取得、そして古稀(人生七十古来稀なり)を前にして尼僧の修業をさせて頂き、今日の日々を心豊かに感謝させて頂きながら穏やかな暮らしをしております。ただ、この穏やかな日々の中に一つだけ・・・。それは、朝四時に起き学ぶと言う事に目覚め、自分に課していったのです。その地道な日々が今日の自分を作ってくれたのです。
自己の生命の危機を救ってくれたのが学問です。子供の頃から勉強嫌いであった私が、まあ、まあ、何と朝勉をしているのです。
ありがたい事に健康にも恵まれました。

講演する村上節子会員
月日が流れ令和七年十二月、都草の会員となり、九月十九日、京都府庁旧本館旧議場土曜講座の講演をさせて頂きました。本当に嬉しさを越え幸せいっぱいで感謝、感謝のみでございます。
講演テーマは「寛永行幸から読み解く―京都の品位と教養―」です。

講演する村上節子会員
内容は、後水尾天皇と東福門院を御所から二条城へお迎えするという四百年前出来事です。つまり、朝廷と幕府の融和です。
今日の世界情勢を考えますと私は、日本の心の文化・世界平和の幕開けではなかったかと思うのです。
話の視点は、浅井長政と信長の妹お市の方の息女三姉妹、そして、徳川三代将軍家光の乳母春日局等の女性側から、寛永行幸にどのように関わったかをお話いたしました。
参加者は100%高齢者の方たち、皆さんトイレにも行かず九十分間ずっと私の心の声を受け止めてくださいました。

京都府庁旧本館旧議場
このような素敵な機会を頂きました都草に心より御礼、感謝申し上げます。そして私の拙いお話を最後まで聞いてくださいました皆々様に更なる感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。(会員 村上節子)
次回以降の旧議場土曜講座は以下の通りです。
テーマ:寛永行幸四百年記念講演会 -和歌に詠まれた四季-
講師:冷泉 貴実子氏 (財団法人冷泉家時雨亭文庫 常務理事)
申込期間:9月24日(木)から
令和9年1月16日(土)
テーマ:嘘か・真か<京の七不思議>
講師:坂本 孝志特別顧問
申込期間:11月24日(火)から
3月20日(土)
テーマ:京都御所の変遷・整備と即位儀礼
講師:毛利 憲一氏(学校法人平安女学院 理事長)
申込期間:令和9年1月18日(月)から
5月15日(土)
テーマ:京都1200年の目撃者<一条通を語る>
講師:豊田 博一理事
申込期間:3月23日(火)から
申込方法:電話のみ 075-414-5433(京都府 総務部 府有資産活用課)
参加費:無料
定員:80名(先着順)
※定員に到達次第、定員に到達した旨、HPで掲載します。
京都府HP:https://www.pref.kyoto.jp/sisan/news/doyokoza.html
(写真 須田信夫)
(広報 須田信夫)