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活動内容

第268回美化活動~聖護院門跡~(2026.5.25)

2026.05.26

第268回美化活動~聖護院門跡~(2026.5.25)

 

日時:2026年5月25日(月)午前10時~

場所:聖護院門跡(京都市左京区聖護院中町15)

参加人数:34名

天候:晴れ

 

本山修験宗総本山 聖護院門跡で、都草としてはじめて美化活動をさせていただきました。5月にもかかわらず30℃近い気温の中での活動に、34名が参加されました。

聖護院は役行者を開祖とする修験道の総本山で、智証大師(円珍)の流れを継ぐ三井寺の増誉を開基としています。増誉は白河上皇の熊野御幸(1090年)の先達を勤めた功績により、修験者を統括する「熊野三山検校職」に任命され、また、後に「聖体護持」より2字を取った「聖護院」を賜りました。さらに、後白河天皇の皇子が入寺され、聖護院は門跡寺院となりました。

 

聖護院山門 奥に見えるのが玄関

天明の大火による御所の火災の後、三年間光格天皇が、幕末、嘉永の大火の際には孝明天皇が仮皇居として使用された由緒から、「聖護院旧仮皇居」として国の史跡に指定されています。

参加者は玄関前に午前10時に集合し、草分執事長のご挨拶、美化部担当者による作業内容の説明の後、活動を開始しました。

 

挨拶される草分執事長

執事長の話を聞く参加者

 

参加者は3グループに分かれて、山門と玄関の間の塀際、宸殿前庭の塀際、書院東庭園の草抜き、落葉集めを行いました。

 

玄関前作業

玄関前作業

玄関前作業

宸殿前庭作業

宸殿前庭作業

宸殿前庭作業

書院東庭園作業

書院東庭園作業

書院東庭園作業

書院東庭園作業

 

作業場所は全体的にはきれいに整備されていましたが、境内は広いこともあり、塀際には落葉や雑草がみられ、書院東の庭園にはコケの上に落葉もありました。約1時間の作業で庭はさらにきれいになっていました。

宸殿からみた書院東庭園

作業終了後、宸殿で狩野永納による襖絵などを拝見し、草分執事長より、描かれている松、孔雀、太公望などについて詳しく説明していただきました。

宸殿にある役行者像や蔵王権現、孔雀明王、3体の不動明王などを近くで見せていただきましたが、明治時代の廃仏毀釈や修験道廃止令の影響で、維持できなくなった寺から預かった仏像が集められているとのことでした。

次に、光格天皇が正式な対面所として使用されていた上段の間や二の間、三の間に案内され、襖絵や後水尾天皇直筆の扁額など説明していただきました。

書院は後水尾天皇の側室の書院を御所より移築したもので、当時高価であったガラスを埋め込んだ窓や特徴のある違棚など見せていただきました。

最後に本堂で、不動明王(本尊)、役行者、智証大師坐像を拝見しました。本堂はこれまで3回も全焼していることもあり、現在の本堂はコンクリート造となっているそうです。

今回、特別公開でも入れないところも含めて案内していただき、丁寧な説明をしていただきました。聖護院について理解が深まったと感じました。

 

(次回美化活動のお知らせ)令和8年6月9日(火)午前10時から毘沙門堂で美化活動を行います。

なお、雨天の場合(降水確率70%以上)は翌日6月10日(水)に延期となります。

多くの方の参加をお待ちしております。

 

(報告、写真撮影 山下悟)

(広報 須田信夫)