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活動内容

第256回美化活動~妙顕寺~(R07.10.06)

2025.10.09

第256回美化活動~妙顕寺~(R07.10.06)

 

日時:令和7年10月6日(火)午前10時~

場所:京都市上京区妙顕寺

町514

参加人数:37名

 

10月に入ってもまだ暑い日が続く中で、妙顕寺で美化活動をさせていただきました。妙顕寺は鎌倉時代の末に、日像によって創建された、京都における最初の日蓮宗寺院です。

大本堂

鬼子母神堂前に午前10時ごろ集合し、清田執事長の挨拶の後、美化部の担当者より作業内容を説明、活動を開始しました。

挨拶する清田執事長

作業は大本堂の周り、特に正面側の草抜きを行いました。限られた範囲であり、一見草も多くはないように感じましたが、実際には小さい草がはびこっていて屈んだ姿勢で抜くのはきつい作業でした。雨が降った後で、まだ抜きやすくなっていたとの感想も聞かれました。

作業風景1

作業風景2

作業風景3

作業風景4

一方、雲間から日が差すとかなり暑くなり、少し休憩が必要となるような場面が見受けられました。作業終了後、近づいてみると草がなくなり、きれいに地面が見えるようになっていました。

作業終了1

作業終了2

午前11時ごろ方丈入口から入り、大本堂に集まり、清田執事長から妙顕寺の歴史を詳しく説明していただきました。

開祖日像は、子供の時に兄の日朗に連れられて日蓮に会っており、またその後、13歳の時、日蓮の入滅の際に京都での布教を託された。それから40年以上経過してから、洛中からの退去命令などの苦難の後、日像は妙顕寺を創建した。

妙顕寺は豊臣秀吉により現在の場所に移され、天明の大火で全焼し、現在の伽藍はその後再建された。大本堂の天井は数十年前に鳩の糞の重みで落ちてしまった。天井修復に協力支援した方々の家紋が今の天井板には描かれている。

その後移動して、客殿前の四海唱導の庭、書院横の光琳曲水の庭を案内していただき、それぞれの庭の構成などわかりやすく説明していただきました。

四海唱導の庭の説明

光琳曲水の庭

説明を聞く参加者

(次回美化活動のお知らせ)令和7年11月11日(火)午前10時から萬福寺で美化活動を行います。なお、雨天の場合(降水確率70%以上)は翌日11月12日(水)に延期となります。多くの方の参加をお待ちしております。

             写真撮影、報告者 山下 悟

               (広報部 松井 浩治)