第250回美化活動~熊野若王子神社~(R07.04.04)
第250回美化活動~熊野若王子神社~(R07.04.04)

本殿
日時:令和7年4月4日(金)午前10時~
場所:京都市左京区若王子2
参加人数:36名
絶好の気候の中、哲学の道の南端にある熊野若王子神社で美化活動をさせていただきました。桜もほぼ満開で、桜の下で気持ちよく活動できました。

作業説明する担当者
熊野若王子神社は、865年前に後白河法皇が熊野権現を勧請し、建立されたとされています。
始めに美化活動部の担当者により作業の内容と場所について説明があり、活動を開始しました。本殿前の境内と、高台にある桜花苑の2箇所に分かれて、草抜き、落葉集めを行いました。集められたゴミは収集袋でそれなりの数になりました。

作業風景1

作業風景2

作業風景3

作業風景4

作業風景5

作業風景6

作業風景8

集められたゴミ袋
桜花苑にある陽光桜は濃いピンク色をしており、きれいな花でした。作業を終わった参加者はしばらく見入っていました。
清掃は約1時間で終了し、境内に集まり、宮司の話を拝聴しました。以下のように梛と陽光桜について興味深い話でした。

説明される宮司さん

説明を聞く参加者
神武天皇を導いたとされる八咫烏ですが、熊野若王子神社の八咫烏は、梛の枝をくわえているのが特徴。梛は生命力が強く、戦国時代は甲冑に梛の葉をお守りとしてもって戦いにのぞんでいた。
桜花苑には陽光桜が植えられているが、この桜は、愛媛県の高岡先生が自分の教え子を戦地に送ったが、ほとんどが帰ってこないことを悲しみ、生徒の鎮魂と世界平和を願って長い年月をかけて作った品種。美しい桜をみれば人類は争う気にならないことを期待。
陽光桜については、4月6日、20日にKBSの京都浪漫で放送され、宮司も出演予定。「陽光桜」は映画にもなっていて、内容を知っていても泣いてしまう。
活動終了後は、若王子山、千手の滝に行く人、哲学の道を歩いて帰る人などそれぞれが季節を楽しんでいました。

千手の滝
(次回美化活動のお知らせ)令和7年4月22日(火)午前10時から宗像神社で美化活動を行います。なお、雨天の場合(降水確率70%以上)は翌日4月23日(水)に延期となります。多くの方の参加をお待ちしております
写真撮影、報告者 山下 悟
広報部 松井 浩治